自宅で親御さんケア 食の知恵と親への印象のアップデート
- MSD 指導部(おとな)
- 2月28日
- 読了時間: 4分
介護に限らず、退院後のシルバー世代へ
ケアする側の意識を、ちょっと変えることが必要なようです。
毎日の食
食べて良い悪いは医師から指導される通りにするのはもちろんです。
でも、
特に食制限がない親御さんでも、「食が細くなった」良く聞きます。
元気になる為には「食い力」は欠かせませんが、
嚥下(えんげ)トラブルを 絶対に起こさせない配慮はマストです。
「どうすれば、もっと食べてくれるか?」
様々に工夫を考えた方々の工夫をご紹介します!
1、「市販のトロミ食品を利用する」
スーパーにて、パウチで売ってます。
ただし、出来合いは寂しく思われるのも事実、、、
2、「普通にオカズを作って、それをミキサーにかけてポタージュにする」
流動食、は、やはりサミシイ感じがしますが、
西洋料理には、ポタージュやビシソワーズと言う料理があります。
言葉のひびきだけですが、印象はとても良い。
できた おかずポタージュを再加熱する際に、片栗粉か米粉でトロミをつける。
「一緒にご飯食べるときに、母だけがレトルトでは疎外感が・・・。カタチはポタージュだけど、同じものを一緒に食べてるのは気持ちにも良いようです。えんげのことも納得して食べるようになりました」
MSDでは、上記の貴重な取り組み方に賛同して、さらに工夫のアドバイスを提案
コンセプトは「少ない量でも栄養を得る」栄養フルメンバー
おかずポタージュ メニュー例 [ 栄養素コンプリート ] すれば OK!
タンパク質・糖質(炭水化物)・脂質・野菜(食物繊維、ビタミン、ミネラル)
1、スープ
・ブイヨン、和風だし(カツオだし、昆布出汁、いりこ出汁、椎茸出汁など変化に富む)
・プラス 必ず タンパク質と野菜と組む
タンパク質=魚 肉 鶏 卵 大豆製品(豆腐 ゆば 煮豆 豆乳)ミルク(チーズ)
炭水化物 =ご飯・じゃが芋・さつまいも・里芋・長芋・小麦製品
例
「ミルクとカボチャと鶏胸肉とブロッコリー、芋ならなんでも、をスープに作ってミキサーでしっかりポタージュにし、再加熱してトロミつけ、は母(91歳)が気に入ってます」
+MSDからの提案
→ 「チーズと、色の綺麗な野菜の栄養を吸収させるためのオリーブ油、またはエゴマやアマニ油を小さいスプーンに1垂らし」
(食べる直前にかけて!エゴマ油 アマニは絶対に加熱NG!!)
(チーズは なるべくナチュラルを。プロセスには添加物が入ってる商品あり!
退院予後においては 特に、解毒担当の肝&腎臓ダメージは避けたい。無垢というチーズの原材料は全く無垢ではない!パッケージ裏面にて確かめて!)
おでんや煮炊き物、鍋料理などなど、
ミキサーポタージュは、メニューに困らないように思います。
具たくさんの雑炊は完全食品と言えます。
家族の意識の見直し とは?
親御さんが、とてもしっかりされていればいるほど、
家族としては、それまでの印象のままの扱いになる傾向があります。
それは、誰でも自然なことでしょう。けれど。。。
MSDから ぜひ!の提案
「他人には遠慮や礼儀から、しない態度を普通にとってしまう に気づく」
例 声が出しにくくなった親に「え?え?」何度も、言ってしまいがち。
ややキツめ、または、面倒なムード出してしまう時も。。。
ですが、
「もういい」と話さなくなってしまうと、、、コワイことになりますよ!
[声を出す練習にならない ] ばかりか、[気分を塞いでしまう]
「気ふさぎは 認知症リスクをドン!とあげる」 お忘れなく!
女性は特に、おしゃべりが必要。
しっかり者の親という思い込みを、一旦、外して、
「これからは、気長に 聞いてあげればいい」
「〜しなければ」ではなく、
「〜すればいい」なのです。
ご本人の [話したい気分] を盛り上げてあげよう!
その気持ちになれば、アプローチは色々と思いつくものです。
それは心の姿勢がとても良いことなのです!
「後悔 先に立たず」
どんなに心を砕いても やはり、後悔がない、なんて無いようです。
ですから、
「あの時、もっと分かってあげようと思っていれば、、、」が、
可能な限り 無いように と願います。
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