今を乗り切る禅語 恵まれてるのだなぁに気付いて穏やかで強い気持ちになる

今を乗り切る禅語　「恵まれてたんだなぁ」気付き力がパワーを運ぶ

昔々は今の便利さは何もなかった。

お湯を一杯飲みたいと思えば・・・先ず、お水を汲みに出て。火を起こさなくてはいけません。今のキャンプ用品みたいな便利なグッズはありません。

江戸時代は小氷河期だったそうですが、今みたいな暖房器具や空調なんかもありませんでした。夏のエアコンもない。

何でも手に入スーパーもない。

比べてみると、今のわたくしたちは、なんと恵まれていることか。

それに喜びを持っている人と、その逆の人がいるのはなぜかしら・・・？

人心はヒトだけが持つハイレベルな心です。

当たり前だと思われる人がいるでしょうか？

ペットにも感情があるのも知ってます。

風邪をひいて寝ていた時、飼い猫が明らかに気にした様子で そっと布団のそばをウロウロ。

移ってはいけないと言いますと、猫は座り込みました。寝てるのをじーと見てたそう。心配してたのでしょう。

あるドキュメンタリーでは、野良のオス猫が家族を守るために、危険な他のオス猫と戦うことが確認されました。動物は自利ファーストなので、繁殖期にはメスの子を殺してでも自分へなびかそうとする最悪な行為をします。可愛くみえてもやはり動物なのだなと思わされます。オスは子育てには関与しないと思われていた猫社会でしたが、そのオス猫は敵を追っ払った後、優しい声をかけながら ちびたちと妻が居る隠れ家へ戻りました。雄ネコは、自分の子ではありますが他利の心と言える可能性もありますね。

人の持つ他利の心は その猫を軽く上回ります。

猫は他者の為に泣き、他者の為に大勢で運動を起こしたりしません。

人間に生まれた誇りを持って、困難な時こそ人間力をレベルアップ！！

スマホ。問題が数々指摘されています。普及し、過度に便利になった頃から、他者へ不平不満もカンタンに言う者が問題・犯罪・事件を起こしたニュースが・・・人にエラそうに言うだけでも社会不和なアウトなのに、暴力は刑法の犯罪！

過ぎる便利は人の能力を殺す

心が狭くなってるのでは？？

インスタントでなくては気が済まない人が社会で悪目立ち。

ちょっとなのに待てない。すぐ（インスタント）でないとイヤだ。すぐイライラする。

そんなタイプは、「自分を思ってみれば良い。」

「自分が生まれるまでに10カ月以上も母親の体内に居た」

「生まれたって 目も見えず、しゃべれず、なに一つ自分で生きることが出来ない状態だった。栄養をとることも、排泄すらコントロールできなかった。ずーっと親が献身してくれて育まれてきたから、今がある」

「歩けるまでに どれだけかかったか？」

文字を読める・かける・お箸を正しく持てるまでにどれくらいかかりましたか？　靴下はいつ自分ではけましたか？

ボタンを留めることがスンナリできると、できなかったことを忘れてる。

インスタントにできたことなど1つも無かったでしょう？

今と比べると ずっと不便だったころの人にも、優秀な人も、で なかった人も、悪人もいました。それは今と同じ。

でも、今よりも ずーーーっと困難な時代にもかかわらず、

「人としての生き方に光を当て、啓蒙した優れた先達」は居ました。

それらの言葉には、時代を言い訳にできない根本があります。

　人としての重要なことに時代なんか関係ない。

当方は決まった信仰は持ち得ませんが、他利の心を根本に持って他者への救いに生きた人は人として尊敬する。

宗教家だけでなく、普通のママさんたちだって尊敬に値する。周りのせいにして身勝手をしないこどももえらい。

この機会に、

禅宗の曹洞宗の宗祖 道元禅師の言葉から 人間力パワーをもらいましょう！

「杓底の一残水、流れを汲む千億人」

750年前。道元さんは顔を洗う時、ひしゃくに汲んだ水をジャブジャブ使わずに 残った水を元の川に戻されたそうです。「水は命です」禅師の心が伝わる有名なエピソード。

７５０年後の現代。心がカサカサの現代人が周りにいませんか？あなたではないですか？

その心の渇きは、この『半杓水』の行動（教え）で癒せるのではないですか？

「人身 受け難し」にんしん/じんしん うけがたし

人間として生を受けたることはカンタンではない意味と、人に生まれた喜びを表す言葉だそうです。他の動物に生まれなくてよーかった！程度でない。

私・あなたという唯一の存在は、事実、全宇宙に包まれている。

誰もが「生かされている唯一の存在。」

それに気が付くとバカな真似はできなくなる。自分を汚す言動はしなくなる。

今、NYは街で、メトロでいきなりひどい暴力犯罪を犯す者がいる。白人も黒人もアジア人を殴る。愚か者らだ。人を不当に傷つけた者は罪が必ず自分に返る。

真に怒ってるなら小柄な女性を殴らず「パンデミックの原因国とそこの政府を相手にしろ」

微笑 みしょう

ニッコリ笑顔で挨拶されたら、一瞬で気分が良くなる。不安が吹き飛ぶ。すごいパワーです。

知らない同士でも笑顔で挨拶することには大きな意味がある。

我々、ショービズのアーティストは、そう言う仕事をする役目があります。

もちろん、一般の方も、優秀な人ほど、自然な笑顔が身についてらっしゃる。

照顧脚下　しょうこ きゃっか

これは素晴らしいことば

「自分の足元を見て、良く注意しなさい」の意味。

「玄関で靴を脱いだり履いたりする時、あなたは足元や靴をどうしてますか？」

歩くこと＝人生の歩みを指すそうです。

自己を確立しないうちは、たとえすっかり大人な年齢でも 信用度が低い。

玄関での靴の脱ぎ方ひとつが ハイレベルな心の人になる訓練です。

「自分が」ぬいだ靴やスリッパです。揃えるくらい、なんの苦労がありますか？？

身じまいと心を正すこと。それは人間力の土台となります。

芸能もスポーツも生活の全てがそうです。

「ただまさに法を重くし　身を軽くするなり」

（仏法に重点を置いて軽やかに良い行動をせよ）

道元禅師は「人が面倒に思うことを進んで行いなさい」言われたそう。

大谷翔平選手は、高校生だったころには すでに「道に落ちてるゴミを拾う」を当たり前にしていました。「ラッキーを拾う」と彼は言います。USAのスタジアムでも拾ってポケットに入れる姿が報道され、アメリカ人を感心させまたニュースはご存知でしょう？

そして彼は褒美を受け取っています。

職業病のヒジの手術は成功し、二刀流も復活！！成功させてます。

何より、とても多くのファンからも選手たちからも好かれている、愛されています。ただ上手いだけではなく、

　大谷翔平選手の人間力がとても魅力的だからです。

1人ずつのふとした思いやりがこの社会を明るいものにする

その行動は誇りを持つポイントです。

「他は これ我にあらず」　

「ほかの人は自分ではない」・・・当たり前？なんて思ってませんか？

あなたも私たちも、「ひとりひとりが かけがえがない」意味です！

ということは、

「各自の仕事や役割分担も、自身のもの」

他者まかせ・親まかせではNGで残念なヒト。

家事いっさいが修行。

修行を大事に考え行動することは、結局、自分を助けるパワーとなる。

なぜなら「幸せを呼ぶから」大谷翔平選手のように。

（他人に家事の全てをまかせる者が 人として真に信用を得られるわけがないし、真の勝利者にも幸福にもなれません）

他者に気持ち良く出来た時、人は幸福になります。

その人から「ありがとう」と感謝されることや、喜んでもらえたら自分も幸せを感じる・・・

人間だけが持つハイレベルな心です。

きっと、

ありがとうと言われるたびに、ありがとうを言うたびに、心は浄化され、レベルアップするからではないかと感じます。

大それた何か、でなくて良い。物事に小さい大きいは 元々ない。

きちんとありがとうを言う。それも他者に気持ち良い行動です。

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