がっこうがおやすみなのは、たくさんの人をびょうきにさせないだいじなこと

こどもたちへ

がっこうが おやすみですね。

おともだちにあえないね。

「どうして、がっこうにいってはいけないの？」

こどもたちが、おおぜい あつまらないことは、

たくさんの人を びょうきにさせないことだからです。

ちゅうごくという国（くに）から

こわいびょうきが せかいじゅうに うつってしまいました。

しんがたコロナウイルス といいます。

ウイルスとは、

にんげんとどうぶつをびょうきにさせる

悪（わる）い菌（きん）のことです。

たったいまも、

せかいじゅうで

たくさんのひとびとが

そのウイルスのびょうきで死（し）んでいます。

そのウイルスは、だれかから、べつのだれかにうつります。

かんたんに、すばやく うつります。

そのウイルスは、とてもわるいやつです。

きみたちこどもたちにうつっても、

まるで、びょうきじゃないみたいに見えます。

でも、おとしよりをころすわるいウイルスです。

こどもたちは、まるでげんきみたいに見えるのに、

きみたちのからだのなかに 入ったウイルスは

おとなにうつります。

「もしも、

おじいちゃん・おばあちゃんにうつったら？」

　・・・びょうきがひどくなって しんでしまいます。

ですから、

こどもたちが、おおぜい あつまらないことは、

たくさんの人をびょうきにさせないことなのです。

きみたちが、びょうきにかからないことは、

ほかのひとびとを びょうきにさせないだいじなこと！

だから、がっこうはやすみになったのです。

これは、よーーーくわかってね！

あそぶのは、そとで。

たくさんあつまるのはダメよ。

おうちが 川（かわ）や海（うみ）にちかいなら、

川や海にむかってうたってみよう。

人にむかって うたわないでね。

ぜったいに

おとなといっしょにいきましょう！

まわりにめいわくが かからないばしょなら

おおきな声（こえ）を出せます

おなかにちからをいれて・・・

おおきな声を出しましょう！

なんでもいいからおおごえで！

「げんきでいるぞー！」

「まけないぞー！」　でもいい

「おーーーーい！」

「ウイルスのばかやろー！」

「ぜったい にんげんがかつぞー！」　でもいい。

「おかあさん、ありがとー」

「おいしゃさん、ありがとー」

ありがとうはパワーがでることばです！

だいすきなひとのなまえと「だいすきー！」とさけぶのもいい。

からだじゅうから おおごえをだせば、

きぶんすっきり！

げんきなみんなで いてね！

こどもだって ニュースを見ましょう

ニュースを見れば

せかいじゅうで 死（し）ぬ人（ひと）が

ドンドンふえているとわかります。

せかいじゅうのおいしゃさんたちと、

にほんのおいしゃさんたちは

やすんでません。

やすみなく

かんじゃさんたちをたすけていることが わかります。

せかいのひとびとが

びょうきにうつらないように

びょうきをうつさないように

おうちにいて

協力（きょうりょく）していることもわかります。

みんなも ニュースをみましょうね。

おとなといっしょにみて、

わからないことをききましょう。

それは

しゃかいのおべんきょうなのです。

がっこうがやすみのあいだに

しゃかいの今のことを おべんきょうしましょうね。

MSDこども姿勢出張レッスン