心と身体の元気作り・アロマテラピー おすすめします
- M SD
- 2019年2月28日
- 読了時間: 7分
心と身体の元気作り・
今回おすすめするのはアロマテラピー
アロマテラピーは精油を適宜使用した民間療法です。
長く勉強して感じるのは、「ヒトにはやはり、自然なものが必要である」
良い香りは、人をいい気分にさせますものね。
ラベンダー精油には忘れられない思い出もあります・・・(後述)
精油(エッセンシャルオイル)とは、 植物から抽出された100%成分のエッセンス
自然なものを売る店やコーナーで買えます。(生活の木、カリス成城など)
選び方は、前述の店のや、ガイアのならば安心ですが、あまり聞かない名だけど安いものは、サンプルで劣化臭を感じないかチェックしましょう。輸入精油よりも安かったので、1度 日本の(奈良?)を試しましたが、ちょっと臭くて、気に入りませんでした。
アロマとは、自然の植物の持つ香りです。
(注:化学合成の香料には、健康効果は無い)
ヒトと同じく、植物にも《 自分を守るシステム 》があります。
それが色や香りなのです。
植物の香り効果は 紀元前から知られ、研究され、利用されてきました。
紀元前3000年 儀式で香木や花が焚かれる
古代エジプト時代 すでに医療・化粧品に精油が使用された
メソポタミア文明 防腐剤としてミルラ・ニッキなどが使われる
ギリシャ文明 乳香・オレガノなどを香料として利用
紀元前600年 古代インド アーユルヴェーダ成立
100年 クレオパトラが バラから採った香料を香水に使う
100 ギリシャの医者 ディオス・コリデスが種以上の植物を ギリシャ本尊 に記す
1000 アラブ人によって水蒸気蒸留法が発明された
1200 イギリスでラベンダーが栽培され、ラベンダーウオーターが一般的になった
1300 香り成分を油で浸出する方法。
美人で有名なエリザベート(ハンガリー王妃)がローズマリーローションを愛用
1664 ロンドンでペスト流行。香料の殺菌効果が世に認められる。
18世紀 ニースを中心にグラースの革手袋用の香りから、香料文化が盛んになる
パリで香水ブーム。
イギリス人医師 J.パーキンソンやカルペパーなど有名な薬草学者らが活躍。
1928 フランス人科学者 ルネ・M・ガットフォセが「芳香療法」を発表。
ね? 5千年も歴史があるでしょう?

* アロマテラピーのやり方 *
*肌に付ける以外はとてもカンタン!(後述)
通勤に使う
・ハンカチに好きな精油を垂らして香りを嗅ぐだけでもアロマテラピーです。
ローズマリーやミントでスッキリ!イランイランやバラなら甘い香りで 幸せ気分になります。
ユーカリなら免疫力を上げます。薄めてマスクにシュッとスプレー。
暮らしに使う
・たんすやクローゼットに入れて防虫に⇨シナモンやシトロネラを浸み込ませた紙などを置く。シミにならないように。
・ルームフレグランス⇨小さな素焼や、ひのきチップにひのきの精油を浸み込ませる。
・家具の拭き掃除に⇨水かオリブ油(精製オリーブ油)に好きな香りを数滴たらす。(注:柑橘系は変色のリスクあり。避けて)
当方は自宅・事務所の拭き掃除にユーカリを1滴垂らした水スプレーや、ラベンダー精油を混ぜたオイルで木の部分を拭いてます。きれいになって、さらに良い香り♪
・洗濯の仕上げに⇨ ユーカリ精油やティートゥリーなど殺菌効果のある精油を、(化学合成された柔軟剤とは全く違う。これ見よがしなニオイではないですが)良い香りで嬉しくなります。クエン酸も少量入れれば、布は、まま柔らかくなります。自然な成分なので、化学合成モノと違って安心。(肌に衣類に付いた化学合成物質が付くのはイヤではないですか?)
マッサージ ・肌・髪に使う
柑橘系以外の精油を「必ず希釈して」使います。薄める意味です。
柑橘系は紫外線で肌にシミを作ります。
希釈は、オリブ油やマカダミアナッツオイルなどが肌に馴染み良いです。
精油はいわば、濃縮 なので、100%のまま肌に付けると、強すぎる。かぶれや荒れなど。
最低5倍に薄めます。最初は10倍に薄めるつもりで使いましょう。
精油1滴なら、オリーブ油10〜5滴、というように。
精油を身体に使うには 注意を守りましょう!
精油はマッサージすると成分が毛細血管から全身へ運ばれます
精油のNG
!妊婦さん(特に初期)、腎臓病の人、高血圧の人は使えません!
ごくわずか使える種類はありますが、やめておきましょう。
運転する場合のNG⇨リラックス系=ラベンダー、マージョラム、カモミール、メリッサ、リンデンは眠くなる。
マッサージのNG
風邪ひきなど感染症にかかってるとき、
発熱してるとき、
どこか炎症を起こしているときは、マッサージ自体が禁止!!
血流に乗って菌が広がってしまうので、もっと悪化、ひどくなります。
マッサージは完治してから。
おすすめの精油
・ほとんどの人が使えて、効果も幅広いリラックス作用の
ラベンダー、カモミール、リンデン、ゼラニウムなど。
寝る前にリラックスできれば、眠れます。
リラックスは精神的パワーアップにもなります。
・仕事での身体疲れには、筋肉痛(コリ)に作用するマージョラム、カモミールなど。
・むくみには(腎臓病患者はダメ)ゼラニウム、ローズマリーなど。
・幸せ気分には イランイランやローズなど。
アロマテラピーの本は、初心者〜プロ向けまでたくさん出ています。
1冊買っておくのも良いですよ。
精油は3ml 5ml 10ml で販売されてます。
3ml なんて ほんとうにミニチュアサイズのボトルですが、案外、長持〜ち。
希釈するので、使用量が毎回チョビットだからです。
おまけ
手作りオードトワレ
精油はブレンドも楽しめます。有名な香水も材料は精油です。
以前、教えてもらったブレンドは、どなたもが好きな香りでした。
試されるなら
アトマイザーに 1滴ずつイランイラン&ベルガモット&パイン
そして、無水エタノール、または、精製水で薄めて。
柑橘系が入ってますので 紫外線はNGです。
(すべての香水は、紫外線が当たらないヶ所に装うのが基本です。肌でも服でもシミや変色の元になる)
ラベンダー精油の思い出
とても優しい女性が居ました。
議員もされてた方でした。
毎日、地域住民のあらゆる困りごとなどの相談に乗って、親身になるので、自分の食事も睡眠も後回し。そんな生活でした。
とうとう、入院されました。
当方は、お見舞いに伺いました。夕方でした。
優しい方は、ニコニコ迎えてくれて、元気なようすを振る舞ってらして . . .
入院患者さんは、見舞客とおしゃべりするのも良いことなのです。
人が元気になるには、人と楽しく関わる事が重要なのです。
わたしたちは、いろいろおしゃべりしました。
おしゃべりの中で
「ちょっと眠りが良くないの」と聞きました。
そこで、念のため「役に立つかも」と持参してたラベンダー精油とオリブ油を取り出し(治療に障りがないことを確認し)脚のマッサージを始めました。
ラベンダーには殺菌作用もあります。
良い香りが漂い、病室だと忘れるようなひとときでした。
香りのマッサージ中から、「ほんとうに気持ち良いわー」とリラックスされた様子が思い出されます。
当方は、ぼろぼろとこぼれる垢?に構わず、おしゃべりしながらマッサージを続けました。
「今夜は良く眠れますよー!」
後日、「どれくらい振りかで、安眠できたわー」
当方は、その後は、うまく時間が合わずお見舞いに行けませんでした
あの時のマッサージは、最後にして差し上げられた、ささやかな恩返しになってしまいました。
精油は毎日使っていますが、
ラベンダーを手に取るときは、
ふと あの時の、誰にでも優しかった大先輩の あんなにリラックスされた笑顔が浮かのです。
実は、
今回の記事の作成は、その方を思い出したからです。
「いい事だから教えてあげなさい」
そう言ってくれたような気がして、これを作成しました。
もっと早くから、マッサージに通ってあげてたら、
もっと早く異変に気付いたかもしれないし、
異変を遠ざけられたかもしれません。
その思いには、なんの証拠もないですが、
知ってる良い事なら、公開するほうが誰かの役に立つと思い、
ここ BLOGにて、様々に提案や注意喚起など続けております
MSD代表 MICO
アドバイス会やお話会へも出張いたします
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