健康な血を作りましょう!肥満が原因の病気実例2つ
- MSD 栄養部
- 2017年10月5日
- 読了時間: 4分
「ちょっと痩せたいな」「痩せなきゃ」
そう思ってる方へ
[ ぽっちゃり ] と 言えば、[ 危機感 ] は 感じにくいですよね?
人気のタレントも多いです。
でも、
肥満は、
「健康ではない血液の状態が続いてますよ(´・_・`)」
カラダからの「合図」なのです。
あなたのカラダは、
ご主人(あなた)を健康に生かそうと
どんな時も必死!
あなたは、あなたの変化に気付いてあげましょう!
悪い変化にヘンに馴れたり、放置したり. . .それはお勧めできません

このブログの読者のみなさまには、健康を「作って」ほしいです。
先ずは「知ること」
先のブログでは「やせましょう」をシリーズ特集しました。
今回は「肥満になる生活、からの 病気・具体例」
読み終えたあなたは、きっと よく判断されるとおもいます!
実例2例
① 50歳・男性
「しゃっくりが異常。止まらなくて、仕事にならない。夜も眠れない」
この人は、見た目から肥満。血液の状態は以下の通り。
・尿酸値 8.42
・血糖値45
・総コレステロール280
・中性脂肪360
・喫煙者1箱/日
・毎晩飲酒
・・・最悪です。血をかなり汚してる生活です。
当然、「脳梗塞」を起こしてました。
えんずいへの血管が詰まってました。
脳梗塞は、イキナリ大事になるばかりではありません。
この人のように「微細な脳梗塞」もあります。
そして、
『延髄外側症候群』に・・・
めまい、声がれ、飲み込みにくい、温度や感覚が分からない。
異常なしゃっくりは、梗塞のせいで脳とカラダを結ぶ神経にマヒが起きていたからです。

しゃっくりから脳梗塞を見つけるような、とても優秀な医師が、
患者に食い下がって突き止めてくれたから診断つきましたが、
脳梗塞が大きくなって・・・の死亡もありえました。
そうなれば、家族はどうしたでしょうか?
この人自身は、食生活の間違いを、もっと早く気付くべきでした。
気付けば、ツライ目にあわなかったでしょう。が、
どうやら人間は、
イタい目に合うまで、本当の意味で「分からない」ようです。
わかってるつもりとの差は雲泥の差。
家族は、食生活のダメさを全力で改善させておけば良かった、と後悔したのでは?
しかし、
哲学のことばにもあるように・・・
「求められる前に、忠告するべきではない」
デジデリウス・エラスムス Desiderius Erasmus Roterodamus
1466年10月27日-1536年7月12日 ネーデルラント出身の司祭 人文主義者 神学者 哲学者 宗教改革運動や対抗宗教改革運動に大きな影響を与えたことで知られる彼の著作のテーマは「キリスト者の一致と平和」
早口ことばみたいなお名前の哲学者ですね。
「求められる前に、忠告するべきではない」
ほんとうに、そう思います。
先回りして教えたり、忠告しても、相手が余りに未熟なケースならば、
逆恨みさえあります。
大人とこども、人生経験の有無や浅い深いによって「見えるものは違う」
なにごとも未熟なうちは、たとえ大人であっても「見えない」「分からない」ものだなぁと思わされます。
だからと言って、
「そうなっていればアブナイ」
「それは止めたほうが良い」
「こうすれば良い」
等々を知っていながら、
「健康作り」については遠慮しても仕方ないと思います。
大切なことは、大切なことなのですから。
(健康は心身とも揃って健康と言えます)
デジデリウスさんは こうも言っています:
「好意はさらなる好意を、良い行いは さらなる良い行いを呼ぶ」
当方では、おかげさまで
「ほんとうにそうである」と実感することがたくさんあります。
良い人とばかり出会えます。ありがたいこととおもいます。
さて、
肥満の場合、糖尿病患者であることも考えられます
「糖尿病」
聞き馴れてませんか?
以下の実例で、糖尿病のコワさを知りましょう
② 67歳 男性
「にゅうめんをすすっただけで喉をつまらせて倒れた。糖尿病の合併症」
要注意:
糖尿病患者は感染症にかかりやすい。
免疫力を下げているので、かかったらヒドくなりやすい!
この人は飲食店オーナー。食べ歩きが長年の趣味。
・水虫をこじらせた
・疲れやすい
・味覚障害(味がわからない)
・尿毒症(人工透析スタート)
・耳だれ(悪性外耳炎。耳かきでのごく小さなキズから)
以上は、この人が実際になった感染症です。
糖尿病の合併症のごく1部ですが。
糖尿病患者は「血の流れが悪い」(血糖でベタベタしてる)ので、
小さなキズでも壊死(部分が腐ること)するそうです。
(悪性外耳炎では、ホネが溶けることもあるそうです)
この人は「悪性外耳炎からの、上咽頭膿瘍」でした。
喉の上にウミのかたまりができて、
にゅうめんをすすったら、嚥下(えんげ・飲み込むの意)障害になってのショック(失神)でした。
健康は作りましょう!
ちょっとした工夫でも効果はありますよ!
健康メニュー作りなどなど、ご相談もどうぞ
MSD栄養部

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