良い油を摂りましょう! 油と脂は別物!
- MSD 栄養部
- 2017年7月28日
- 読了時間: 5分
「油抜きの生活は健康的ではない」
これは、もう周知ですね?
理由:
脂溶性ビタミン(AとE)は「油が一緒でないと体内で役に立たない」
人参やカボチャをスムージーにしても自己満足なだけという説明は
以前にしましたね。
バナナカボチャ人参は加熱すべき。
生をジュースにしないほうが健康的です。
スムージーでは、V-Aは吸収されず、ビタミンCは破壊されるから
良い油(DHA/EPA/オリーブ油)
良い油は、ごく少量で大きなエナジーを得られる上に、
血のお掃除もしてくれます。(悪玉コレステロール除去)
血がキレイ出ない場合は大病のリスクあり。
カラダの健康は血と腸をキレイに整えることです
良い油とは?
① 安全な油である →「圧搾法」「低音圧搾」
② 健康に貢献する →「コレステロールを下げる効果」→血流が良くなる→血管事故や認知症予防になる。
みなさまも好きな オリーブオイルを例に:
安全な油は「圧搾法」
「低温圧搾」ならなお、良し!
ラベルや裏表示に「低音圧搾」と記載されてる商品を選びましょう!
悪いオリーブ油は「抽出法」トランス脂肪酸が発生してます
健康に悪い脂とは?
動物性脂のこと。ラード、牛脂、鳥の皮、生クリーム(ニセ物マーガリンよりはマシですが)
動物性脂肪は血液を濁らせるので、臓器と脳に悪影響が出る。
健康に貢献するのは植物性油です
しかし、植物性脂でもニセものがあります
酸化油は人体に悪い!
ほんもの植物油でも「一旦、加熱した油は悪い」
揚げ物油の使い回しは絶対に勧めません。
過酸化脂質は心身へ悪影響!
市販品には、問題が大いにあると知っていますか?
トランス脂肪酸を知ろう!
トランス脂肪酸は「自然界に存在しない型の脂肪」
トランス脂肪酸は、人為的に製造されます
すでに、ガンの原因になるとわかっていますので
USAをはじめ 各国で禁止されている加工油です。
「自然界にあるのはシス型」
シス型なら、ヒトと共に長い歴史があるので
人体への影響などは分かっていますが
問題の油は、CMで良いイメージを植え付けようとしています
「植物性ですよー」とCMし、しれ〜と健康そうなフリ。
他に売れる要素がないので苦肉の策と思われます。
あなたと子、孫の世代にツケをまわさない為にも
ニセ食品を見抜くポイントを知っておきましょう。
① 見慣れた商品であっても「作りかたに問題がないか?」
疑問を持つのがコツ。
② 裏表示に「加工油」とあるもの
「植物油」だけの表情ではトランス脂肪酸かもしれないと懸念しましょう
日本のチョコはミスユニバースのNGフード
チョコはカカオマスが最も多く使って作られるのがホンモノ。
でも、なんの油か?分からない油がいちばん多く使われている。
主であるはずのカカオマスよりも油を多く使ってるチョコが
日本のチョコ。(裏表示の原材料は多い順から表記されてます)
賢い買い方
「どんなものも、出来るだけ原材料が少ないものを!」
トランス脂肪酸のイケナイ作られ方
3パターンあるようです。
① ヘキサンを溶剤として油を溶け出させる方法
日清のエキストラバージン油にはヘキサンが22ppmも!検出された!
これは異常です!
本来の圧搾法のヨーロッパ(イタリア・スペインなど)のエキストラバージンオイルにはないハズのトランス脂肪酸が
日清のオリーブ油には異常に多くある。
② 高温で、絞るとるだけ絞る方法
高温精製。それは揚げ物の後よりもっともっと「変質」する!
ヘキサンも水素も使ってないですよー、といっても
250℃にされたら、せっかくのオリーブ油でも
トランス脂肪酸に変質&悪化してしまいます。
米沢精油「無添加なたねサラダ油」のトランス脂肪酸は8.5%!!
ないハズのものが異常にある!高温で絞った結果です!
③ 水素を添加して脂肪酸をトランス脂肪酸へ変えてしまう方法
金属の触媒を使って植物の油(なたね・ひまわり・コーン・オリーブ油など)に水素をくっつける。
なぜワザワザ水素をくっつけるの??→「常温でトロリとするから」「揚げたあとカラリとするから」「経費が安く済むから」
日本の問題点
どの大企業も中小企業も、トランス脂肪酸を使っていると白状してない。→「表示義務がないから」
しかし!
ヨーロッパでは表示は当然義務です。現在はさらに厳罰化。
USAでは、外食産業での使用禁止。カリフォルニア州では「使用禁止」!
WHOからは「トランス脂肪酸は、1日の総摂取カロリーの1%未満しかダメ!」
これは「使うな。食べるな」と言ってるのと同じです。
世界保健機構が「マーガリンはNG」と言ってるのと同じです。
(各国にしがらみがある事に些少な工夫をして1%までに、としたのでしょう)
しかし!しかし!
さぁ!日本のダメさを知ってください!
ゲンナリ . . .されると思いますが、消費者は健康を害される謂れはない。
毅然として、怒りを表すべきです。
でなければ、日本には悲しいこどもや大人がドンドン増えますよ!
決して 大袈裟、と思わないで!
毎日、カラダへ入れる食が近い将来を変えます
毎日の食べ物がキーです!
危機管理能力が必要な時代です
こんなにはびこるトランス脂肪酸
前述の日清と米沢精油の他にも;
・雪印ネオマーガリン 13.8%(これは大問題!)
・生協コンソフトマーガリン 13.9%!?(雪印よりも悪!)
・「ショートニング」使用のパン・ケーキ・ドーナツ・ポテチ
フジパンはネオバターロールとCM.
(バターとは全く違うのに、悪玉マーガリン入りのパンを「健康を考えて」などとおためごかし。気分が悪くなりませんか?だましてますよね)
・スジャータの植物性生クリーム(生クリームは牛のミルクだけのもの。植物にそんなものありません!ヘルシーイメージ?にだまされちゃダメ)
・スジャータなどのコーヒーフレッシュ
(まともな牛乳をコーヒー紅茶へ入れましょう)
・100円均一のパンやケーキ(材料やクリームの正体を推して知るべき)
・カレールー
・シチュールー
・口どけがイイ」チョコ
・ドライフルーツのコーティング剤
・インスタントラーメン
・ファストフードの揚げ油
(揚げて時間がたってもカラリとしいるのはトランス脂肪酸の特性です。ダスキンは部屋の掃除は勧めるが、消費者の血と血管は汚しても平気なようです。ファストフード=揚げ物多数。ご注意を。)
大企業、中小企業も個人商店も
ヘキサンや水素なんて、ワザワザやめましょうよ!
人の口に入る物を商う自覚と責任のない会社が作る物は
我々は、きっと買いません

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