ビタミンB群 ビオチン アトピー治療
- MSD 栄養部
- 2017年7月2日
- 読了時間: 2分
お子様が、アトピーでお悩みの親御さんへ 1つのヒントです
ご参考までに
(アヤシイ サプリ等に騙されないように気をつけてください。なにごとも、魔法はありませんから)
ビオチンとお肌の関わり
ビタミンB群は代謝とお肌に関わるビタミン
ビオチンはビタミンB群の仲間です。
(B群は8種類あります)
ビオチンは「皮膚炎の予防因子として発見されました」
ビタミンB群は代謝とお肌に関わるビタミンですから
古くから皮膚病の治療に効果があるといわれてきたのは分かります。
現在では アトピー性皮膚炎の治療にもビオチンが用いられています。
アトピー性皮膚炎との関連では、
現在、様々な研究や報告がされているそうです。
例:乳幼児のアトピー性皮膚炎
乳幼児はビオチンの産生や吸収力がまだ弱いので、
ビオチンが不足しやすい状態だそうです。
ビオチンが不足すると、
たんぱく質の合成や免疫機能などが低下するので、
皮膚形成がそこなわれて、
その結果アトピー性皮膚炎が発症するのでは??といわれています。
(アトピー性皮膚炎の乳児にビオチンを投与したところ、症状が改善する場合があるといった報告もでています)
ご存知のように ハウスダストもアレルゲンです。
チリやダニをはじめとしたアレルギー物質が体内に侵入すると、
ある特殊な細胞が刺激されて、
ヒスタミンと呼ばれる生理活性物質が放出されます。
ヒスタミンには皮膚の炎症を引き起こす特徴があります。
(ちなみに、ゴマ油は ヒスタミンの元になります。
なので、アレルギーの人はなるべく食べないほうがいいと思います)
ビオチンは
このヒスタミンのもとでもあるヒスチジンを体外へと排出して、
アトピー性皮膚炎の原因となる物質を減らす働きがあります。
世界的に見るとビオチンは重視されていますが、
日本では粉ミルクの中にもビオチンが含まれていないそうです。
でも、
お母さんがビタミンB群を摂れば、赤ちゃんは母乳から摂取できるでしょう。
ちょっと詳しくは
ビタミンB群についての記事をどうぞ!
http://mico-stage-dance.wixsite.com/for-the-show/single-post/2016/05/25/#ビタミンB群-健康な脳とカラダ全般に不可欠な栄養-1

































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