中高年の睡眠中の足つり ナゼ?
- MSD 指導部(おとな)
- 2022年12月13日
- 読了時間: 5分
更新日:2023年7月11日
MSDが「シニアこそ、女性こそ筋トレ!」をオススメするわけ index こむら返り原因7つ、「すぐ医者へ!」の原因7つ、運動(ストレッチ・歩く・筋トレ)は味方、ビタミンミネラルは欠かすと危険 今回は 睡眠中の足つり(中高年)について 寝てる時に 足がつりますか? ものすごーく痛いですよね! あなたが糖尿病でないのなら 「定期的な運動をしていないのでは??」 シニアで、慢性の運動不足なら、こむら返りが起きやすい! 足の筋肉量が減少して〜下半身の血流が低下するから 冷えてるひふく筋(ふくらはぎ)は、いつも緊張状態=つるスタンバイOK状態! あなたが 少し足を伸ばしたり、ふくらはぎを軽く打っただけでもこむら返りが起きたら! カラダからの合図です!!
「ストレッチと運動を始めて!」
筋肉量
20歳代を100%とした場合、30歳代、40歳代…と進むにつれ(目安として)約10%ずつ低下します(60歳代以上では約60%減る)
こむら返り 他の原因【ビタミン・ミネラル 非常に大事な栄養!】
よく聞くこれらが不足すると人は生きていられません!
・ミネラル欠乏症、ビタミン欠乏症
→ 運動といえない日常活動(仕事、家事、外出など)程度でも筋肉疲労が蓄積し慢性的なこむら返りは 運動不足の注意信号。
ふだんからストレッチ体操を行うこと。飲食を改善することです。
足がつる「電解質異常」病気でない場合、有力な要因の1つ
電解質とは、主に ミネラル(Ca Mg Na Kなど)血中にあるミネラルイオン。
ミネラルは 筋肉や神経の動きを調整する
ミネラルバランスが乱れると、筋肉の異常興奮(ケイレン)が起こる。
筋肉の動きにもミネラルが関与!
筋肉の収縮は、細胞内のCaイオン濃度が上がることで起こる。
同時に、体内にはCaイオン濃度を調整する機能も働いている。
加齢・疲労・ミネラル不足により濃度調整機能が低下
→ 筋肉の伸び縮みがうまくコントロールできない
→ ケイレンを起こしやすくなる
汗や尿からもミネラルは排出されやすい
「寝てる時、うっすら筋肉が震えてる感じがするのですが」
発汗の多い夏は、気づかないうちにミネラルバランスを乱していることがある。
熱中症までいかなくても、上記のようになった当時20代男子。
早速、カルシウム&マグネシウムサプリメントを飲むよう促したら、早々に改善! 彼は とても汗かきでした。
病的でない 中高年の足つり症状7つ 理由と対策
1 加齢にともなう筋肉量の減少 → 筋肉トレーニングをする。
ただし、十分なストレッチと血圧を急激に上げないやり方が必要!
2 脱水症状=電解質異常
→ ミネラルウォーターを小まめに飲む。
カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムを食事とサプリメントで摂取する。
注意:お茶 コーヒー 紅茶 は利尿作用あり。
酒は 代謝の時に体内の水分を消費するので血が粘る=脱水症状
3、 足が冷えてる 足が冷たい → 足を冷やさない。足湯 貼るカイロ レッグウォーマー 注意:足が いつも とても冷たい場合、動脈硬化による梗塞の前触れかも!馴れないで、すぐ専門医へ! 4、 布団が重すぎて、睡眠中の足先が伸びたまま → 羽毛布団に変える。 寝ている時は足は放熱するので足温度が低下する。 足を冷やすと、センサーの感度は鈍くなる。 5、 起き抜けの伸び → 仰向けで寝ながらの伸びは「かかとを前に出すようにする」
つま先から伸ばすとつりやすい
6、 喫煙 →スグ止める!!!毒は2000種も!
喉〜肺〜血液で全身と脳まで毒が回る。最悪。悪いことしかない。
その事実を認めて、不幸な未来を消せるのはあなた本人しかいません!
7、 肥満 → 軽い筋トレと正しいストレッチを直ちに! 続けると一石三鳥!肥満は万病の元ですから!
すぐ専門医へ! 中高年の足つりの原因 シビアケース
1 糖尿病 2 ある種の筋肉や神経の病気 3 甲状腺の病気によるこむら返り 4 変形性腰椎症による神経症状としての こむら返り 注:腰椎の変形が原因によって、脊髄神経を圧迫された神経が異常な興奮が起こしやすくなるこむら返り 5 心筋梗塞の前触れ 6、動脈硬化による血行不良と冷え → シニアは、加齢や高血圧、高血糖などが原因の動脈硬化での足つりあり! (ドロドロ血を改善する食事にチェンジ! 野菜 海藻 きのこ。酸化させない製造法のDHAEPAサプリメント) 注:足の血管に動脈硬化→血流量が低下→悪化し「閉塞性動脈硬化症 ASO」(後述) 7、薬の副作用 → 筋弛緩薬、抗不安薬、漢方薬など、医師から十分な説明を受ける。本人の理解が大事! * 足以外の筋肉のけいれんや、がんこなこむら返りは危険の合図!!
ぜひ!医師による診察を!!!
* 閉塞性動脈硬化症(ASO)高齢者に多い血管病
念の為、早急に診察を!
1 閉塞性動脈硬化症(ASO)が起こってないか?
2 血液検査で、腎臓の状態を知っておく。
結果の数値について、あなた(本人)が理解できるまで医師に質問を!
血管病 閉塞性動脈硬化症(ASO) 下腹部から両脚に向かって分かれる太い動脈が硬化してしまい、脚に血液が流れにくくなる疾患。 主に足(下肢)の動脈に動脈硬化が起こり、狭くなるか詰まるかして、足を流れる血液が不足し、それによって痛みを伴う歩行障害が起きる。 重症患者は、足を切断しなければならない場合もあります!! 閉塞性動脈硬化症のさらなる怖さ 他の血管疾患を合併 1 胸に痛みなどの自覚症状(狭心症)はないか? 2 身体の片側の運動麻痺(片麻痺、一過性脳虚血発作)が起きなかったか? 閉塞性動脈硬化症患者は、人口の1割以下ですが、70歳以上になると約20%に! 5年の経過で約20%が歩行障害(跛行)の悪化、 約10%が足の動脈の血液不足が深刻な「重症下肢虚血」となる
(足の切断にまで至るのは数%で、予後は比較的よいとは聞きますが。。。)
軽く見てはいけない!!!閉塞性動脈硬化症の患者 主な死因は合併疾患
他の動脈疾患(冠動脈疾患:約50%、脳血管疾患:約20%)を合併する可能性あり
5年後には約20%が心臓や脳の血管疾患を発症し、
その後、約15%が死亡だそうです。
閉塞性動脈硬化症(足の血管病)とわかったら、
「他の血管疾患は!?」丁寧な診療と、本人の日々のケアが重要です。(高齢などが理由の場合は介護者)
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