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糖を摂りすぎる人の死亡率1万5千人のデータ【パン食ばかりになってるアナタへ】肥満予防のプリポテラ菌

  • MSD 栄養部
  • 2021年12月23日
  • 読了時間: 8分

MSD こどもと大人 健康作りレッスンから

あなたが健康を作るブログ


糖を摂りすぎる人の死亡率調査 1万5千人のデータ

[ 最も良い糖質の量⇨飲食する全カロリーの50〜55%まで。

これよりも多くても少なくても死亡率は高かった ]

 【お米とごはんは肥満の敵ではない】

太るのはパン食! スイーツ! 酒類!

芋類も糖質。血糖値で引っかかってる人は、お忘れなく!

最も中性脂肪が増えやすい主食はパンと言われています。


パン食ばかりになってるアナタ!体重と体脂肪が増えてませんか?

「痩せたい」と言いながら、ごはんを食べずクッキーばかり食べてる25歳(女)がいて、その人の写真を見せられました。確かにバランスよく食べる知恵を持たなくてはいけない印象でした。ごはんさえ食べなければ太らないと言うデマ・フェイク情報を流した人の罪は重いのでは?


粉ものは血糖を素早くあげる=消化・吸収が速い】

粒のごはんよりも 吸収スピードはパンのほうが速い。パンはインスリンが一気に出る飲食なのです。

 太ると糖尿病になるメカニズム(ごく簡単に)


糖の吸収が速い物を好んで食べる・飲む

血に糖がドッとあふれる

血糖値がドンと上がる

すい臓が一気にインスリンを放出し 糖に対応する

糖は小腸から吸収されますが、糖があふれるとエネルギーにならずに体脂肪になる→肥満へ。

血糖値がドンと上るとき、すい臓はとても頑張るので 疲労する。

それが、ほぼ毎日や毎食であれば、すい臓は疲弊し、弱る。

インスリンが出せなくなり、

糖尿病になる。

ですから、

インスリンが急に出すぎる食事をする人は太りやすい。

注意と対策

避けるもの

粉もの

パン・パスタ・焼き菓子全般

白砂糖

麺つゆ(果糖ブドウ糖液糖は最も血糖値をドン!と上げる

可能な限り、外食・出来合いを止める

自炊で味を控えめにすれば、数値の悪さは改善できるはずです!

自炊は、将来的の健康作りです。結局、とてもリーズナブル!

【あなたは、その体しか持っていません】

あなたしか管理できないのです。

人任せでは良くなりません。

あなたが望むことです!!

たった1つの身体を良くする食べ方や運動を

「面倒」などとと言っては先に進めません

 日本人は西洋人よりも[ 唾液遺伝子のアミラーゼ酵素 ] が多い

だえき遺伝子の数(アミラーゼ酵素を作る遺伝子の多さ調べ)

・チンパンジー 2こ

・デンプン食が少ない国の人 4〜5こ

日本人    7こ  ダントツ!

甘みを感じ取る能力が コメ食の日本人は優秀と研究されました。

甘みを感じやすいとインスリンが出過ぎないそうです。

つまり、「太りにくい」(昔の日本人はやせ形がほとんどでした)

「ごはんのおかげ」 特に玄米や雑穀のおかげでした!

ごはん食は噛む。パン食よりも噛む。

噛むと唾液が出ますから、ますます太りにくい方へ。

ただし、食べ過ぎれば太ります。

当たり前ですが、現代は便利な生活。ほとんど労働してません。江戸時代のように毎食どんぶりメシなら 太らないわけがない。

見た目には太ってなさそうでも、体脂肪が高い人は珍しくない。

大事なのは血液の状態!血液検査は必ずしましょう!

昔の日本人も持っていたであろう [プリポテラ菌 ]

昔の日本人は、1日3合〜5合メシだったそうです!

なぜ肥満でなかったのか?

オカズに動物性脂肪を食べてなかったのは大きな理由です。

肉体労働が主だったのでエネルギー消費も大きかった。

さらに、プリポテラのおかげもあったようです。

 プリポテラ菌は ゴハンが大好き。肥満予防の短鎖脂肪酸を出す

(下記参照)

現在の日本人は かろうじて 腸内細菌全体の7.5%ほどプリポテラが残っているそうです。

ただし、パン食生活の人は、もっと少ないでしょう。

パン食では肥満しやすい腸内環境になってると言えるでしょう。

ごはん食のオカズは野菜・タンパク質などいろいろ合わせますが、

パン食では単一のケースがとても多いよう。

パンに乗ってる具材は野菜であっても量が少ない

タンパク質もないか、ごく少量。バランスは悪い。

 (臭いガスが出てませんか?それは腸が汚い合図!)

ガスが臭い人は、パンが腸にあっていないと考えられます。

(NYによく行くダンサーは「毎日パン食、クサいガスが出るからイヤ」と言ってました)

 甘いパン 糖質ゾンビ

パンだけでもW糖質(粉+砂糖)その上に甘い果物。甘いクリーム

糖質の掛け算になります。

フルーツの甘さ(果糖)も吸収がものすごく速い。

糖の吸収が速いとリスクが大きいのは、前述の通りです。



もう1度、糖の飲食し過ぎリスクを確認しましょう

・糖尿病になる=多飲多尿・多食・全身倦怠

・糖尿病からの認知症のリスクが上がる



・糖尿病の合併症=網膜症(失明)・腎症・神経症・動脈硬化症。重症では昏睡(こんすい)脱水症を起こす。

・アルツハイマーの原因

・全身の老化がとても速くなる

あなたは、その体しか持っていません。

あなたしか管理できないのです。

たった1つの身体を良くすることを、もう面倒とは言えませんね


詳しく知りたい方へ

 短鎖脂肪酸 ヒトにおける役割  

発がん予防・・肥満予防・糖尿病の予防・食欲の抑制・免疫機能の調節


生活習慣病と密接な関係にあるものも多い→癌や肥満、糖尿病、免疫疾患を予防・治療する手段として活発に研究されている。

ヒトの大腸内でも腸内細菌が食物繊維(難消化性糖類)を発酵する際に短鎖脂肪酸を産生し、健康維持に欠かせない役割を果たしている。ヒトの場合、酢酸、プロピオン酸、酪酸の3種が代表的な短鎖脂肪酸である。

ヒトの体で短鎖脂肪酸が作られる部位は腸内細菌が多い大腸。

作られた短鎖脂肪酸は大腸から体内に吸収される。吸収された短鎖脂肪酸のうち、酪酸は大腸上皮細胞のエネルギー源として利用され、酢酸とプロピオン酸は肝臓や筋肉で代謝利用される。

また、短鎖脂肪酸の受容体が全身の様々な部位にあり、短鎖脂肪酸はこれらの部位の生体調節機能を果たしている。

短鎖脂肪酸は体内に吸収される前の腸管でも重要な働きがある。

短鎖脂肪酸は酸性の成分なので、短鎖脂肪酸ができると弱酸性の腸内環境になる。弱酸性であると悪玉菌の出す酵素の活性が抑えられるため、発がん性物質である二次胆汁酸や有害な腐敗産物ができにくくなり、腸内環境が健康に保たれる

弱酸性になることでカルシウムやマグネシウムなどの重要なミネラルが水溶性に変化するので、より体内に吸収しやすくなり、ミネラル不足を補うことができると言われている。

ヒトの健康とのつながり

有害物質からのバリア機能の強化

酢酸には大腸のバリア機能を高める働きがある

例:酢酸を多く生産するビフィズス菌を摂取していると、病原性大腸菌に感染しても、体内にその毒素が入り込むのを防げる

酪酸にも腸管細胞のMUC2遺伝子を活性化することで、粘膜物質であるムチンの分泌を促し、大腸を保護する作用があると言われている。

発がん予防

短鎖脂肪酸は腸内を弱酸性にすることで有害な二次胆汁酸をできにくくするため大腸癌の予防につながる。また、酪酸には、大腸細胞の異常な増殖を抑える、アポトーシスを促す、大腸細胞の病変を抑えるなどの作用で大腸癌の発症を抑えるといわれている。プロピオン酸は肝臓癌細胞にある短鎖脂肪酸受容体に作用して、肝臓癌細胞の増殖を抑えるという研究報告がある。

肥満の予防

短鎖脂肪酸は脂肪細胞にある短鎖脂肪酸受容体に作用して脂肪細胞へのエネルギーの取り込みを抑え、脂肪細胞の肥大化を防ぐ。

また、神経細胞にある短鎖脂肪酸受容体にも作用し、交感神経系を介してエネルギー消費を促すなど、エネルギーバランスを整える働きがある。

糖尿病の予防

酪酸には腸管にあるL細胞に作用して、腸管ホルモンであるGLP-1の分泌を促す作用がある。

GLP-1は糖尿病を予防・改善する作用があり、インスリンを分泌する膵臓β細胞数の減少を抑えたり、インスリン分泌を促す作用がある。GLP-1受容体との作用性を高めたGLP-1受容体作動薬は糖尿病治療薬のひとつとして使われている。

食欲の抑制

酪酸やプロピオン酸は腸管のL細胞からGLP-1のほかPYYのような腸管ホルモンも分泌する。

GLP-1やPYYは、脳に作用して食欲を抑える働きがあり、満腹感を持続させて過食を防ぐことが知られている[15]。また、酢酸はそれ自体が脳に直接作用して食欲を抑えるという研究報告もある。

免疫機能の調節

腸は全身の免疫細胞のおよそ60%が集中し、腸の免疫バランスの崩れ(特に過剰な免疫反応)が全身に影響すると言われている。

酪酸には過剰な免疫反応を抑えるTreg細胞という免疫細胞を増やす効果があり、これには酪酸が大腸上皮細胞のヒストンのアセチル化を促進する働きが関与していることが分かっている。

腸の免疫疾患である炎症性腸疾患の患者は日本でも増えており、難病に指定されている。

炎症性腸疾患の患者は、腸内細菌中の酪酸産生菌の数が減っているケースが多いとされる。

炎症性腸疾患やクロストリジウム・ディフィシル感染症の患者に対しては生体便移植により、酪酸菌を含めた腸内細菌全体を移植する方法により治療できる可能性があることが示されている。

ヒトにおける短鎖脂肪酸の供給源

短鎖脂肪酸ができるためには腸内細菌による発酵が必要である。

食物繊維の中には腸内細菌に発酵されないものもある。

実際に発酵に使われる成分としては、レジスタントスターチ(でん粉性の食物繊維)、非でん粉性の食物繊維、オリゴ糖の順で多い。(Wikipediaから)

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