こども 食品アレルギーを予防する咀嚼

今回は、

こども　食品アレルギー

INDEX

1　食品アレルギー予防には咀嚼　

　　　　　『ありがとうの食べ方で心身を健康に』

2　食物依存性運動誘発アナフィラキシー

　　　　　『胃腸に消化してもらってるという考え方で』

先ずは、基本の基本から・・・

例えば、

「お肉を食べたら、そのまま体の肉や筋肉になる」

　　　　. . .なんて . . 思ってませんか？

それは、まったくの間違い。

胃腸で消化され、

カラダに役立つカタチに変換されて「熱」になり「わたしたちになる」

その際、

ビタミン＆ミネラルが絶対に必要なスタッフとなって「代謝」が可能となる事も忘れてはいけません。

1　食品アレルギー予防には咀嚼

医師関係にも大勢の知人がおります。

当方と、いろいろな話をして情報交換をすることは

知的好奇心がワクワクします。

さて、

こどもには

「しっかり咀嚼させましょう」

よく噛ませましょう、です。

（もちろん、食事をする全ての人も 咀嚼回数を多くしたほうが宜しいです。早食いは自慢にならない!）

これを指導されてる こどもに関わる全ての関係者とお付き合い等がある

保護者は良いのですが . . .、

ハチミツ事件のように「まさか知らない人がいたとは」というケースもあります。

念のため、ここでもご紹介しておきます。

食品アレルギーの原因の一つ

　噛まない [ 飲み込み食べ ]

咀嚼を ほとんどせず飲み込むと、何が悪いのでしょう？

　消化に悪い . . .くらいは想像できますよね？

実は、

その消化不良状態がイケないのです。（胃もたれ、だけで済みません）

アレルギーは

食品に含まれる主にタンパク質に対して、

　肥満細胞の中にいるヒスタミン軍団が 過剰反応＝大放出！されて起こります。

　ヒスタミンがバラまかれた状態ですね。

食品のタンパク質は絡み合ってます。からまった毛糸玉みたいに。

それが、胃腸で消化＆分解され、

バラバラにされたタンパク質は、

ヒスタミンとくっつかなくなり、

アレルギー症状が出ない理屈となる。

「噛まない子が増えて アゴの未発達や噛み合わせの悪い子（これは悪い姿勢も原因）が増えたけど、アレルギー患者も 同じ理由です」

ですから、

たくさん噛ませましょう！なのですね。

ちなみに

「ありがとうございます」X 3回、

頭か心で唱えつつ噛むと 30回かめます。ひとくち30回は理想的。

　食べ過ぎ防止にもなるというスバラシイ方法です。

「ありがとうございます、おいしくいただいております、ありがとう」

　　　　　　28回 かめます。

「おかあさん、いつも、おいしいごはんをありがとう、うれしいな」

　　　　　　26回 。

食事の際は、ありがとうを思い出す

命を頂いていることへの、改めての感謝を感じるよう、

心を豊かにさせる良い言霊も合わせて

「よく噛み食べ」を習慣付ける、

　　　　それは心身に健康をもたらします！

2　食物依存性運動誘発アナフィラキシーショック

聞きなれないような . . .聞いたことあるような . . . ?

ニュースでは時々,「蜂に刺されてアナフィラキシーショックで . . . 」と聞きますね。

食物依存性運動誘発アナフィラキシーとは？

これも、飲み込み食べ（咀嚼不足）が1つの原因！

　ある食品アレルギーを持つ人が、それを食べて2時間以内に運動すると発症します。かゆみと共に

気道に じんましんがうわーっと出て、塞がれて呼吸困難になる。

この原因には、消化の時間も重要なキー！

食後は

全身の血液を胃に集中させる必要があります。

でも、

食後スグに運動をしたら

→胃に集めるはずの血が全身へ回り→胃では消化不良に！

　　　ほら、でました、消化不良。

激しめの運動なんてもっとイケない。

救急車で運ばれた大学生がいます。

（小麦粉がアレルゲンなのに、サークルの皆でうどんを食べ、すぐ卓球して呼吸困難で倒れた）

まとめ

1　アレルギーは「よく噛み食べ」で防ぎましょう！

2　よく噛む目安は良い言霊を思い浮かべて。精神から感謝を刻む癖つけ

3　食後は「胃腸に消化してもらってる」という事実を忘れずに

消化の時間をゆったり過ごすよう

いつも心がけましょう。

もし、時間が急くときでも、逆に「しっかり噛み食べ」を！

スピードアップするので、アゴ鍛えにもなり、小顔効果も期待(?)

最近、「早食いは認知症へ向かう」と指摘されてます

「よく噛み食べ」は

アレルギー発症の予防だけではないですね！

MSD 栄養部