伝えるものを持ってる大人を目指そう
- MSD 指導部
- 2018年3月15日
- 読了時間: 2分
「年下へ、大事な事実を伝えられない大人よりも、伝えるものを持ってる大人になりたいよね」
これは、あるアメリカ人男性との会話です。
彼は日本の大手企業で勤めていました。
ある時、
有名な報道写真家・#ロバート キャパ展の招待を受けました。
そのアメリカ人を誘い、連れて行きました。
世界的に有名な、あのベトナム戦争でのショットを間近に見ました。

男前のキャパさんのエピソードから
彼の人となりを知り…。

観客の中に1人のおじいちゃまがいらっしゃいました。
ある写真の前に居ました・・・気づかないほど静かに、泣いてらっしゃいました。
ご覧になってた写真は、外人部隊のでしたが、
たぶん、ご自身が戦地に行かされた実際を、体験を思い出されたのでしょう。
ずいぶん熱心にご覧になってる方が居る…と思った瞬間でした。
胸が詰まりました。事態の大きさを思い知らされたようで。
帰りに
同行のアメリカンと、
平和で気軽なイタリアンへ入り、ワインを傾けながら
「私は、戦争写真を生で見たかったし、あなたにも見てほしかったから誘ったの。
我々は戦争を知らない、だからこそ、知れるチャンスを逃さないほうが良いと思う」
AmericanもYESと頷いていました。
(この後、冒頭の会話に)
ちなみに、この「ノルマンディ上陸作戦」
ピントが合ってませんね。
当時この写真は、こう言われました
「同行したキャパ氏の手は、さすがに震えた」

しかし、実際は、キャパ氏のアシスタントの現像ミスなだけであったと
キャパ写真展で説明されていました。
(この全員の決死の上陸作戦が、ナチスを滅ぼしパリ開放へ、そして多くの国を開放するに至りました)
彼と相方のことと、数々の写真は以下へ
https://noisyminority1999.wordpress.com/2013/01/31/capa/
個々の芸のチカラは、
実体験の数と質のおかげさまも
大いにあります
人生経験を積めばいいだけとは決して言えません
なるべく
ダテに年だけ食ったと言われない大人を目指しましょう!
MSD 指導部
Comments