熱中症 対策 自分以外の誰かの為にも&予防法
- MSD 指導部&栄養部
- 2017年7月13日
- 読了時間: 3分
予防法

1 レッスンや現場前の食事はマスト!
食事から塩分とミネラルを摂ります。
食事しなければ脳が働かず覚えと判断が遅くなる。

時間が無いならスープだけや フルーツだけでも食べる!
スーパー・コンビニなどに カットすいかなど売ってます。

2 ミネラルウォーターを、こまめに飲む。
甘い飲料はNG 。避けよう。
温かいお茶は 急激な胃の温度低下をさせません。
胃から弱る事を防ぎます。

3 多汗症タイプ(汗かきさん)は、
食後にマルチミネラルのサプリを お勧め(食後に)
ある真夏。
レッスン前にアーティストたちに
マルチミネラルサプリを試した結果、
「疲れ方が、いつもよりラクに感じました』
* 塩をスプーン1杯持ち歩く。ラップに包んで。
* 万一、当人の意識がないレベルなら、迷わず救急車を。
救急車の到着までにできること(涼しい場所で)
1 横向きで寝かせる。仰向けでは 嘔吐物で呼吸困難を起こすかも。
2 氷か冷えたペットボトルなどで首・うなじ・両脇・鼠蹊部(脚の付け根)を冷やす。
3 風を送る。体から熱を取るように。何か扇ぐものを見つけて。
4 意識が戻ったらミネラルウォーターに塩を混ぜて飲ませる。
冷たいほうが良い。慌てずに。少しずつ。
熱中症は以下の総称です
(以下、軽い順から)
熱失神は「めまい」拭いても吹いても汗が止まらない」
熱けいれんは「脚がつる」
熱疲労は「はげしい頭痛、吐き気」「頭が割れるよう」
熱射病は「意識障害(呼んでも反応ない)」
現場が野外なら、
自分やスタッフだけでなく、観客が倒れる場合もある。
あなたに 心得が有れば とっさの時も行動できます
*もしも、自分自身だった場合は、落ち着いてから 優しい飲食を。
例:たまご雑炊を冷まして・うどんをさまして・冷奴にお醤油かけて等。
NG...辛い・油モノ 熱過ぎる・冷たすぎる(胃に刺激のないものが良い)
レッスンでは、夏も 基本 エアコンはつけない。
でも、長い教えキャリアの中で、熱中症で倒れた人は誰もいません。
カラダが、暑さに耐性が付きます。
ただし
『気分が悪くなる前に、自由にエアコン付けること』お約束は有。
(海外ではエアコンなしのスタジオは普通。だれも倒れない。そんな程度で倒れる体力ではやっていけない)
1人だけ、無理がたたって、ちょっと弱った人がいた。
本人は「大丈夫です」と言ったが、様子はいつもと違い、顔色が青い。
スグに横にさせて、着てたTシャツを脱ぎ水に濡らして当人のウナジに当てた。頚椎の血流を冷やし、脳の温度を下げる目的です。
『そのまま安静にしてなさい』
まもなく彼は回復。レッスンに戻った。
私は、年中『天然塩をスプーン1杯持ち歩いてます』
(熱中症になった人用に)
熱中症の原因 『体液のミネラルバランスが崩れること』
NaとCa とMg 。脳や神経反応に不可欠なミネラルです。
日常的に朝食を食べなかった子が倒れる率が高いのもミネラル不足。

エアコン慣れは 汗腺を弱らせます。
自然に逆らい過ぎると人体は弱るものですね。
異常気象は年々、定番化しつつあるように思います。
季節の変化が急激になる傾向は止まらないかもしれません。
時々に応じて、考えを持ってやっていきましょう。
この記事の内容も完全万能ではない。想定外はいつだってあります。
よく『自分を見て』判断してほしい。
暑さにも負けないカラダ作りで、良いパフォーマンスを!
MSD
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