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免疫細胞のおかげ 「もしも免疫細胞が我々のカラダにいなかったら??」

  • 執筆者の写真: M SD
    M SD
  • 2021年6月24日
  • 読了時間: 3分

「もしも免疫細胞が我々のカラダにいなかったら、我々の肺も全身もまもなく腐ってしまう」


免疫細胞たちを知り、敬意を持とう!


我々は呼吸でイロイロな悪い菌も吸い込んでいる。

免疫細胞たちは、一生かけて敵と戦い、我々を守っている。守ってくれているというのが正しいだろう。


人生経験の多い人なら「生かしてもらってます」と言う。

その気持ちは、図に乗って他者をみくびる者や感謝の気持ちの無い者や人生経験がたいして無い者には解らない。

しかし、実際のところ、我々は全員が「生かしてもらってる」のである。



自然免疫

聞いたことはあるだろう。


自然免疫のバリアは2つある

第1バリア 皮フ&粘膜 (お肌や鼻のど)敵への反応は素早いが、戦う力は弱め。

第2バリア 免疫細胞の好中球&マクロファージ  反応は遅い(確認作業の為)が攻撃力は強い。

【マクロファージ】大型のアメーバ状。体内に侵入した敵(細菌やウイルス)を捕まえて自分に取り込み(食べる)溶かす。さらに、敵の免疫情報をリンパ球に伝える。


!好中球は、敵を自分に詰め込むと死ぬ。寿命は3日ほどしかない。



適応免疫

これは脊椎動物だけが授かった免疫システムだ。


白血球とひとくちに言うけど・・・? 

この際、詳しく。


辞書より→

【白血球】(サイズは赤血球より大きい)

血液の有形成分の1つ。骨髄&脾臓&リンパ節で作られる。

無色で核があり,顆粒白血球(好中球&好酸球&好塩基球)

リンパ球・単球に分けられる。

血液中や体内で活発に活動する。


【顆粒白血球】(顆粒球)かりゅうきゅう

白血球のうちで,細胞質中に多くの顆粒を含むもの。色素に対する染色性から,好中性球・好酸性球・好塩基性球に分ける。


好中球や単球は、細菌や異物を食菌する(自分に取り込むこと。食べる)


【好中球】こうちゅうきゅう(好中性白血球 )

白血球の約60%。運動性と食作用が著しく,急性炎症の場(ウイルスや細菌の現場)で中心的役割を果たす。

細胞質中に酸性および塩基性色素に染まりにくい顆粒をもつ。


【単球 (単核白血球)】白血球中最大。全白血球の約7%を占める単核の遊走細胞。骨髄でつくられ,血管外ではマクロファージに転換し,生体防御反応に関与する。


【好酸球】こうさんきゅう(好酸性白血球)

白血球の一。細胞質中に酸性色素によく染まる顆粒をもち,アレルギー性疾患や寄生虫病のときに数が増す。


【好塩基球】(好塩基性白血球)

細胞質中に塩基性色素によく染まる化学伝達物質を含んだ顆粒をもつ。



免疫に関与するリンパ球も白血球の一種だとわかったでしょう。


そのリンパ球にも種類がある。

ご存知 NK細胞 ナチュラルキラーの略。敵を溶かして破壊する。

抗体を作る B細胞。抗体と言う「頼れるビックリドッキリメカ」的な味方をばらまいて働かせる。 

細胞性免疫のT細胞 感染した細胞ごと殺す。「火事場で火を消すように」と言われる。


体内パトロールの樹状細胞が敵を見つけると、敵に取り付き、データを取る→T細胞にデータを渡す→司令塔ヘルパーT細胞がデータを伝え→マクロファージの働きを強化し、キラーTを激励する


この度の世界同時パンデミックによって皆が覚えた言葉が多少、ある。

レセプターもその1つ。

続きは次回に

 
 
 

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