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顎関節症について歯科医師に訊きました
- MSD 指導部
- 2017年10月30日
- 読了時間: 2分
ここ数年、アーティスト数人から顎関節症に悩んでいると相談を受けました
そこで、
MSDのクライアントであり、互いに勉強しあうブレーン歯科医師からのアドバイスをご紹介します
Dr
『取り敢えずは、よく噛む事を心掛けるだけでいいでしょう。
顎関節は結構特殊な関節です。
① 開口時には、最初は蝶番運動(膝とか肘とかの動き)なのに、
途中から滑走運動が始まる。
軟骨の座布団に乗って、関節頭が半分脱臼するような動きになる。
(ちなみに蛇はこの滑走量が大きいからあんな大口ができる)
こんな動きをするのは体の関節ではここだけ。
② その動きを、離れてる左右の関節が同時に行おうとする。
これも体の中でここだけ。
③ 咀嚼の時は、
右で物を噛むときには右の関節は支点となって殆んど動かずに、反対側の左の関節を動かして噛んでいる。
結構複雑な動きをしているのです。
というわけで、
* あごのストレッチとして
大口はゆっくり開口、
トレーニングは食事の咀嚼で鍛えるのでどうでしょうか?
顎関節症の治療法は
実は近年あまり進化は見られないんです
ただ、
顎関節も股関節も、
周囲の靭帯その他の軟組織の柔軟性をアップさせれば
外れにくいと思います。
その辺りはMDSさんのほうが専門ですよね。
ご参考になれば。』
「正しいストレッチは全身に役立つと」の学びになりますね
ストレッチって改めて「すごい」

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