ローカーボ=低炭水化物ダイエットって?
- MSD 指導部&栄養部
- 2017年5月16日
- 読了時間: 3分
ローカーボ=低炭水化物ダイエット
世間では「ローカーボは意味がある」「ない」など
言われているようですが「意味は十分あります」
低い=low
炭水化物はカーボネイト(carbohydrate [kɑ̀ːrboʊháɪdreɪt] )
略してローカーボ。
ダイエットとは「すべき健康改善」の事
肥満は体脂肪率過多であるので万病の元、
見た目だけ痩せていて体脂肪率が多い人もです。
つまり、「高体脂肪率は健康改善の対象である」ということです。
① 現在の日本は、食べ過ぎる社会となっている。
② SNSの流行りにマスコミも飛びつき、
全てが とても良いもののように紹介しています。
そのせいで、食の流行りや傾向が画一化・同一化してしまい、
後追いするひとが続出。それらの行列を見ますと、
糖質を食べ過ぎている人だらけになっているといえませんか?
(例:パンケーキ。糖質の小麦粉に糖質の砂糖を加え、飽和脂肪酸のバターで加熱、仕上げに砂糖を振ってバーナーで焦がし、糖質と飽和脂肪酸のアイスクリームかホイップクリームをのせる
→=炭水化物・糖質のかたまり。市販のドリンクも糖質のかたまり)
③ 糖質の食べ過ぎは病気の元です。増えている患者数=糖尿病、血管が詰まる大病各種、アルツハイマー型認知症など。
人生を楽しく暮らす自分になりたいなら
これらを避ける「食の知恵を持つこと」しかありません。
簡単に言えば
「糖質を減らす方が賢明」です。
では、ローカーボの良さを、USAの研究から紹介しましょう
USAの定める1日の炭水化物は、総エネルギーの45〜65%
*ローカーボの明確な基準はまだない。
「炭水化物制限食についてのテスト」
1880〜2006・4月までに発表された13の研究データ。
各テストは少なくても数週間〜6カ月間継続した。
被験者の年齢 56〜66歳。
炭水化物を20〜40%に設定。
ハイカーボ(通常の食事)組と、ローカーボ組に分けた。
血液検査:
① ヘモグロビンA1c値(糖尿病の診断はヘモグロビンA1cの数字を見る)
② 空腹時血糖値
③ 中性脂肪値
これらを継続検査・・・
結果は
全てのテストにおいて ローカーボ組が改善しました。
(詳しい変化率は省きます)
それはつまり、
→「糖尿病、血管が詰まる大病各種と
アルツハイマー型認知症のリスクを減らせた状態になった」
TVの誰かが言う流行りを、頭からイイと思い込んでいませんか?
流行りに安易に乗るのは上記のようなリスク(危険)があるのです。
食のリスクは日常にあふれています:
加工品全般・総菜・弁当のおかず・
出来合い調味料(麺つゆ、ダシ醤油・ソース類)
ジュース類・スイーツ類・・・
「自分で考えて」「体へ入れるものと量を決める」
その大切さに気付かれたら、大切にしましょう
大切な人たちと知識を共有(シェア)しましょう
今、これを読んだあなたは気をつけるべき食の情報を得ました。
でも、まだ単に「情報」です。
それを「実践すると知恵」となり、
「しっかり身につけて大切な人へも勧める」と「知恵」に昇格します。
どうぞ、真剣にとらえて、楽しい人生を送ってほしいと思います。
夏休み頃に、
「親子の姿勢と食育」コラボレーション企画を開催予定です。
詳細が決まり次第、当ブログでお知らせします。
お問い合わせや質問は
お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ!
MSD 栄養部&こども指導部

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