「ルックスの為にもなる ヨーグルトと野菜と運動」腸内細菌を味方につけてますか?
- MSD 指導部&栄養部
- 2017年5月1日
- 読了時間: 5分
今回のMSD Blogは「ルックスの為の ヨーグルトと野菜と運動」
index
1 人は見た目、2 自分の腸内細菌は?、3 腸内細菌を増やすことを勧める理由 [ルックスの為の腸内細菌 ]、 4 腸内細菌をちょっと詳しく、5 腸内細菌を増やす食べ物、6 日本各地のご長寿を調べてみたら
1 「人は見た目が90%」
すっかり定着した言い回しです。言い得て妙、です。
特に、初対面では、そうでしょう?
ルックスによって、一瞬で相手の印象を決める実験結果を見たことがあります。
それは「人は見た目」は偏見ではなく、ごく普通であることを示す結果でした。
我々は、「人様の前に立って、己の姿を見せる職業です」
全く同じ技能レベルの2人を比べるとして . . .
1人は肥満体、もう1人は自己管理ができたカラダ。
あなたなら、どちらにギャラを払いたいですか?
「姿は自分の努力で培うもの」です。再三、指導しています。
観客は技術さえ良ければ満足する、などと思わない方がいいですね。
何かが上手であっても、姿がアマチュア。それではイケマセン。
決めポーズがキメになってないのを時に目にしたことはあるでしょう?
「だらしない日常を見せるのはプロではないし、良いプロになれません」
演者の「姿」からは、全てが「出ます」(現れること)
観客は、なんの訓練も受けてなくても、感じ取られます。
表面だけの浅い表現か、日頃の努力に裏打ちされた表現かは分かります。
演者の「日頃の努力を感じ取ったら」その満足感は比べ物になりません。

2 自分の腸内細菌は?
今回は 腸内細菌をフォーカス ルックスに大いに関わるからです。
1 毎日、便通がある
2 ニオイは特別臭くない、又はフルーティである。
どちらもYESの人は、良い腸内細菌を持ってる状態です。
どちらもNOの人
1 肥満体ではありませんか?
2 肌が荒れてませんか?吹き出物や顔色のくすみ、年令よりシワが多いなど。
3 風邪ひきやすくないですか?
4 糖尿病、痛風、高血圧など要治療と指摘されてませんか?
一般の人でもアウトな状態です。即刻!改善!
アウト例:①
女子大生。ヒドいベンピ。腸内細菌の権威のDr.瓣野でさえ「今までで最もヒドいニオイだった」→ 腸内が「腐ってる状態」
この女性の腸は悪玉のウェルシュ菌だらけで善玉菌がいなかった!
スナック菓子ばかり食べた罰です。食事を軽視してはいけない例です。
処方箋と共に、瓣野dr.の指導→「野菜ときのことヨーグルトを食べ続けなさい」→改善へ。
アウト例:②
仕事が多忙で毎日「出来合い」ばかり食べていた栄養士(?!)
蕁麻疹が慢性化!全身、耳の中までかゆい(人は痛みに耐えられますがかゆみを耐えることはできません)
栄養士ですから食を一変!野菜・海藻類をタップリ食べるようにしたら、たった1カ月でかゆみがひいたそうです。
以降、+発酵食品で、美肌でハツラツのシニアになられました。
一見、安くて便な出来合い弁当や総菜、でも、
治療費やかゆみや大病リスクを考えましょう。結果、得と思えますか?
あなたは、こうならないように自分の行動を判断しましょう!

3 腸内細菌を増やすことを勧める理由と効果
[ルックスの為の腸内細菌 増量計画 ]
「美しさ=健康」
舞台人やショービズ人にとって、キレイの努力は当然です。
腸内細菌は
アンチエイジング
ダイエット
心身の健康 に寄与してくれます。
もし、あなたがベンピを軽視したり、”ヘン馴れ” してるなら、その印象が定着しますよ!
ベンピの人はルックスがNGなだけでなく、
なんと!気持ちまで汚されて横着になったり、引っ込み思案になります。
コツコツ努力し、オープンマインドであるショービズとは対極ですね。
健康体は精神と一蓮托生と分かる例ですね。

4 腸内細菌をちょっと詳しく フローラたち
*短鎖脂肪酸 たんさしぼうさん
腸内細菌が作る「体脂肪を抑える物質」バクテロイデス。
実験:
23gのマウス2匹に高脂肪エサを与える。1匹には短鎖脂肪酸を混ぜたエサ
→2週間後→マウスの体重は27gに。一方、短鎖脂肪酸を混ぜたエサのマウスは23gのまま。 よって、肥満を防止すると考えられます。
*ラクトコッカス
イソフラボンをエクオールに変える善玉菌。
*エクオール
美肌に働く。大豆に多い。水煮大豆がベター。
(シニア女性での実験では、深いシワが12週間後に浅く改善した)

5 腸内細菌を増やす食べ物
*野菜(ゴボウ、らっきょ)・きのこ類・海藻類(寒天)+ヨーグルト
以上でメニューを組めばいい
例:水煮大豆ごはん、きのこと豆腐 か 肉類炒め、海藻の酢の物や汁物、ヨーグルト
デザートを寒天で作る。
蒸す・焼く・炒める・和える・揚げる など日本の調理法は多彩!
味付けも和洋中伊と変えれば、さらにメニューのバリエーションは多彩にできる。
美と健康には 運動・食物繊維・発酵食品!これ以外ないです。
言い替えれば
[ たったそれくらいで ] 人は 美と健康へ向かえるのです。

*日本各地のご長寿を調べてみたら
健康寿命が良好で、現役でお仕事やスポーツに動いてらっしゃるシニアは
「みなさん、腸内細菌の、善玉菌が多かった」(Dr. 瓣野)
「野菜と海藻類をよく召し上がってるからですね」

Dr.瓣野ご自身も、40代の時は肥満体だったそうです。飲み、食べの日々 . . .
当然、血液状態も悪い . . .
これでは危ない!と食べ物を変えたそうです;
ヨーグルト500g / 1日
野菜類 350g / 1日 +肉を1割(脂のないタンパク質は絶対に必要ですから)+運動
→ 2年でー16kg!
「60代以降の人生、暮らしは、50代にどう食べるか運動するか次第だ」

このように
良い食と日課の運動で筋力を衰えさせないことは
シニアだけの課題ではありませんね。
どの年代にも
それぞれに必要な栄養・運動はあります。
長年かけて良い芸を身につけるのですから、
一生現役を目指しましょう!!
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