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痩せましょう 3「体脂肪率が高い=血液の状態に問題がある状態を改善へ!」

  • MSD 指導部&栄養部
  • 2017年4月27日
  • 読了時間: 6分

大人になるほどに痩せにくい  それはなぜ?

痩せましょう 3  

「体脂肪率が高い=血液の状態に問題がある状態を改善へ!」

INDEX

 健康の為の 適切なやせかた

 サプリメント利用+続ける軽めの運動(大股で速歩きなど)

大人になるほどに痩せにくい

それは確かです。

「食事も考えて実行していますが… 痩せない 」

体脂肪率が高い=血液の状態に問題がある状態

多くの方は

 血液検査の結果、医学的に「要ダイエット」と指導されて取り組み始められますね。

飲酒も控え、

炭水化物も控え、

野菜も好きで良く食べるし、

間食も特にしてない、

なのに・・・

痩せない理由は なんでしょう?

では再度、基本から見直してみましょう

飲食〜エナジー代謝を おさらい

[ 飲食物は 体内で代謝されて、熱エナジー Energie になる]

 ここは、痩せましょう1と2で、説明しましたので

 すでに ご理解済み、と思います。

[ 代謝には、ビタミン&ミネラルが欠かせない]

これらが不足すると

→ 代謝が完全に行われなくなり

→ 余った栄養が体脂肪に変換されてしまう

 これも頭に入った事と思います。

[ 体内の代謝酵素・補酵素は、20歳頃をピークに減っていくので代謝されにくいカラダになる ]

これが、いわゆる ” 中年太り ”

  学生時代よりも運動しなくなるのと重なって、

 一層、飲食物が熱変換せず、体脂肪蓄積へと …。

*代謝酵素の働き:

細胞のリニューアル(新陳代謝)・内臓や筋肉を働かせる・毒素排出・免疫力UP

これらのシステムを

ハッキリと頭に描けるように

体内の代謝酵素たちを、ベルトコンベアーのある工場に例えてみましょう

酵素たちは スタッフさんたち。

飲食物は 様々な部品の元。

ベルトコンベアーは 消化器管。

コンベアーには、毎日、次々と様々な部品の元が運ばれてきて(食事のこと)

スタッフさんたちは大勢いますから、次々と部品に分解&組み替えて(代謝のこと)

様々な商品を製造します。

工場の動力源(エナジー)体熱や、

構造体(骨・筋肉・腱)、

重要施設(脳・臓器)、

電信ケーブル(神経・視覚組織)

セキュリティ(皮膚・免疫細胞・爪・体毛)

そして

ベルトコンベアー(消化器管)自体のリニューアル等々の

 各 部分の本体&必要な付属の一切を製造してくれます。

しかし、

20年を過ぎると . . .

スタッフさんたちは、だんだん 居なくなっていきます …

材料(飲食物)を捌ききれなくなって、

荷物の流れが滞り、溢れて、そこら中に積まれていきます(体脂肪の事)

届く材料(飲食物)が、同じ量なのに

 「痩せなくなる」理屈はコレなのです。

1 材料(飲食物)を、スタッフ数に合わせて減らすこと(ダイエット)は理にかなってますし、

2 + 続ける運動を合わせれば、尚、良し!

さらに、

3 「減ってしまったスタッフたちを口から補う」作戦もアリです。

具体的には「サプリメント」

注意:サプリメントは「追加するもの」の意。あくまで

1、2を実行しながら「追加 付け加え」ましょう!

つまり、サプリメントだけで、どうにかしようと思わない事です。

* 代謝の基本サプリメント

 マルチビタミン 特にビタミンB群 ( B-mix )

 マルチミネラル(ミネラルは8種が助け合うので全員集合させるのがトク)

   以上は、食事のバランスが悪い人向きです。

* 中年以降の代謝サプリメント

  栄養を熱量に換え、体脂肪にしにくくさせる効果を利用します

1 ユビキノール(還元型コエンザイムQ10のこと)

 これは、元々、糖尿病や狭心症などの治療用の薬として利用されてきました。

 しかし、栄養素からエナジー変換するシステムの9割に関わっている補酵素ですので、

 痩せる効果と疲労改善のサプリメントとしての利用もされ始めました。

 エナジー変換されないから太る、なので、エナジー変換に関わるサプリメントは有効ですね。

 20歳以降は、体内から減り続けるので、補給してあげると良いでしょう。

 (高血圧や心臓の薬の邪魔をしないエビデンスもあります)

ちょっと注意:値段が安めのCOQ10はユビキノンと言って型が違います。効き目なら還元型。

2 ザンシゲン

  ヒトの脂肪細胞には2種類あります。

  褐色脂肪細胞 . . . 内部にエナジー代謝をするミトコンドリアが多い。肩甲骨あたり。

  白色脂肪細胞 . . . 余ったカロリーを中世脂肪にして貯めこむ。ミトコンドリアは少ない。

          皮下脂肪&内臓脂肪。カロリー過多を続けると→肥満へ。

  ザンシゲンは白色脂肪細胞にも「熱産生分子」を発現させて!(コレは驚きました)

   → 脂肪を燃焼(熱へと代謝)させる

3 α-リポ酸

  ユビキノールと同じく、全身の細胞に在ります。糖質のエナジー代謝に欠かせない。

  体内で作られる α-リポ酸はそもそも少ない上に、エイジングで減少します。

  足りないなら、補給すればいい、で叶恭子も愛用サプリとして紹介してました。

4 トランス・レスベラトロール

  肥満者の代謝を改善(オランダの研究グループ)

   1日150mgを30日間、11名へ投与→血糖値・中世脂肪値の改善・高血圧の血圧低下

  某局が大特集した「サーチュイン遺伝子」の働きを ご覧になった方も多いことでしょう。

  アンチエイジングの大元の「長寿遺伝子」として紹介されました。

   上記の「代謝スタッフたちの減少」もエイジングによりますので

   若返り遺伝子の活性は根本的な対処と思われます。

サーチュインのアンチエイジングのスイッチは1度しか効かない。使えなくなる . . .ですが、

 トランス・レスベラトロールを摂取すれば、サーチュインの若返りスイッチが再稼動!

サーチュインが働かせる方法:

30%カロリー制限を3〜7週間 + 1日15分の早歩きを続ける事2週間後から効果が出ます!

しかし、サプリ大国USAでは(横着が多いのでしょうか)

 「ラクしてサーチュインを活性化できないか?」研究がされました。

  ザンシゲンで説明した

    [エナジー代謝をするミトコンドリア ] は筋肉に最も多いのです。

  『筋肉はエナジー食い』=「筋肉を増やせば痩せやすくなる」

  その筋肉のミトコンドリアが 2倍に増える!と報告されました。

    (↑トランスレスベラトロールを1カ月摂取した例)

  血管はエイジングで硬くなっていきますが、若返ると柔らかく戻りますね。

  血管が柔らかければ、血流も上がり→記憶力もUP→認知症予防

また、ガンの治療にも有効なようです:

皮膚ガンのメラノーマは抗ガン剤が効かないそうですがトランス・レスベラトロール投与で腫瘍細胞が増えるのを抑えたそうです。

同じく、大腸ガン・潰瘍性大腸炎・

高血圧による心不全の抑制効果など、基礎研究の報告がされています。

一般の方へ

* マスト行動「筋肉を使うこと」

歩くことに支障がない場合は、ぜひよくよく歩いてください。

その際、氣を配ることは「姿勢を良く!」

他は、個人によって注意点がそれぞれですので、直接、ご指導します。

 
 
 

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