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遊ぶ船・働く船の浮世絵 動画付き UKIYO-E "SHIPS & BOATS" by MINOSUZU (+video)


みなさまいかがお過ごしですか?

やれやれ、あ〜ぁ・・・まだ6月なのに、8月の高温です(狂ってる気象が 恐ろし)


江戸期は小氷河期でしたので、現在のようなエゲツナイ高温ではなかったでしょう

ただし、扇風機もなかった時代です


気温の下がった夕方から、宵を楽しむ舟遊びが、

江戸の人々のとって、どんなに素敵なことだったか、想像がつきますね


舟運は江戸期の各地で盛んでした

漁業の男たちの勇ましさ、

渡船の重宝さ

一面、銀世界の川風は、さぞ冷たかったでしょうけど、

「寒い」を言い訳にズルしない渡し船


動画のラストの雪の渡船に描かれた[人としての大切 ]

広重さんは、そこをフォーカスしたかったように受け取りました


どんな時でも、必要な誰かのために、自分の仕事をする

その心には、人としての大切な温かみがあります


The Edo period was the Little Ice Age, so it would not have been as hot as it is today

However, it was a time when there were no electric fans

You can imagine how wonderful it was for the common people of Edo to enjoy boating in the evening when the temperature dropped

Boat transportation was popular in various parts of the Edo period

The bravery of the men of the fishing industry,

The usefulness of the ferry crossing

In the middle of winter, the river breeze of the silver world must have been very cold.

There were boatmen who did not rest, using "cold" as an excuse

Depicted on the snow ferry at the end of the video [Important as a person]

I received it as Hiroshige wanted to focus on that

Do your job for someone who needs it, no matter what time In their heart, there is a warmth that is important to him as a person



舟遊びが憧れのわたくし・・・

もちろん、右京(嵐山)へ行けば、観光舟はあります

けど、

わたくしが乗りたいのは、浮世絵の屋根船

時代劇のアレ、なの

屋根舟で、仲間やお弟子達と宴会するのが夢〜

三味線さんも呼んで、歌って踊ってトラトラして(舟でできる?)

伏見の招徳と旨いアテと芸と川風・・・


ついでにチョキにも乗ってみたいものです

吉右衛門さんの鬼平は「宇宙一、チョキの似合う御仁」

とても揺れるので、乗客は大人しくしとかなアカンかったそう


乗り方にも、粋・無粋があったようです



時代劇といえば、今は風情が出せない人が目立って・・・満足できひん



大きな原因は [時間感] でしょうね

今は今の時間の速度で生きてます

そこをわかっておかないと、現代劇にしかならないの

いくら達者な職人スタッフが揃っていても!


[ 実乃鈴ボッサブラジルを踊る ] の記事に書いたように、

話し方の時代時間の差を理解してないので、

コスプレ現代劇にしか見えないの

江戸言葉のセリフは、言えばいいってもんではなーい!



自分で着付けもできる教え子の俳優くんは、アイドルらと共演や、

全国放送の時代劇にも ちょくちょく出てました


初手から、特別ドラマ忠臣蔵でした

どこで出るか聞いてなかったので、見逃すまじっ!と見ておりました


赤穂藩に関係する子息らが捉えられ、舟に乗せられるシーンで、

船着きの石段を、縄付きで降りてくる若者たち

あらら・・・コンビニが背後に見えるチンタラ歩き方の男子たち!

うう〜む・・・武家で育った姿勢は一才無く・・・

(よくOK出たものです)


その中で唯一、アップになったのは、

『あ!居た!』我が教え子


橋の上から、駆けつけた浅野内匠頭の妻 瑤泉院が、彼らを見つめています

子供たちを救ってあげられない自分を嘆き、泣き出しそうな瑤泉院

教え子は、彼女に気付き、会釈をしました

あの会釈は、秀逸でした(わたくしは、教え子贔屓は致しません)


武家の子息らしく、力を落としていても、すっとした姿で石段を降り、

舟に乗り込んだ時に、橋の上の瑤泉院の見送りに気づき、

打ちひしがれながらも、主君の妻へ会釈、

弱々しい微笑みは、彼女への思いやりなんやね・・・

「・・・ここまでやってくれるとは」

ちょっとビックリ

いっぱい嬉しい

あの気持ちは「ありがとう!」の1つ

(彼は、後に主役(水戸光圀、信康など)のファーをこなしました)


エキストラをナメタような連中は好きません

時代劇フリークならエキストラの顔も覚えます

顔は映らなくても、わざとらしく写ろうとしないで、

役柄を表現しようとする[出来るエキストラ]を見ると、嬉しくなります

そこに心が見えるからです

心で思うと気付きに出会って、

心あるから工夫があるんやね


人のふり見て我がふり直せ 








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