2月の洛中 京は底冷え・・・1
まずは、いきな歌詞から
新内 置きごたつ
♪ 置きこたつ 外はみぞれか 雪しぐる
おぉ寒さむと にじりより
いつか触れあう 両の手に
仕掛けた恋でありながら
面はゆげなる 恥ずかしさ・・・エエェ 気の弱い
外は 雪
面映い(おもはゆい):顔を見たり見られるのが照れる、恥ずかしい
意訳:こたつの中で触れ合った手を、咄嗟に握った女性でしょうか
「仕掛けた恋」と言うてますよって・・
握った!は いいけど、やっぱり恥ずかし・・・
「そこは殿方がリードしてよー、もう!気が弱いんだから!」
または、「もうひと押しが出来ないなんて、自分の気の弱さが歯がゆいわ」
あなたにはどちらが見えますか?(^。^)
伝統の歌には、場面を想像する楽しみがあります(見え方は個人差あって自然)
2月1日 朝の大文字 思った以上に雪残る
如月のキリッと冷えた気を浴びに出かけてみました
(きさらぎとは、寒いから「着」て「さらに着る」意 )
「どんな山でもなめたらあかんえ!」無事の秘訣
冬山では、登れても、降りる時こそ滑って 危ない危ない!
大文字でも、年間 何人も遭難してるんよ!
「いっそう清澄な朝の空気に包まれたい」を満喫すべく、ちょっと雪遊び
しゃがみこんだら、転がってる氷をみっけ!
拾ったら、偶然にも枝がくっ付いていて・・・
「船頭さんになりそ」
1枚だけ緑の葉っぱもあって、乗せてみたら「氷の船頭さん ♪ 」
枝は、水馴れ棹の風情と見る
船頭さんは、地面との角度がうまく合わず、そっくりかえって ^^;
それが踏ん張ってる様子に見えて微笑みを誘いました
枯れた針葉樹の葉は、そこら中に いっぱい落ちていて、2つを結んでみる・・・「ペアダンス?」
(時代言葉の【 草結ぶ 】とは【恋が実るおまじない】の意味なの。長唄端唄・小唄などの歌詞が耳に入ったなら、あなたは1つ、伝統の耳を得たということね)
その枯れた針葉樹の葉は、凍った坂道で重宝しました
良き滑り止め!
凍ってツルツルに光ってる坂道にまきながら、滑らず無事に戻れました(ほんのちょっと20mほどの距離なのに「戻れた」感!)
だからって、この程度の知恵工夫で、雪の大文字登山がイケるなどと思うたらアキマヘンえ〜!!
では、洛中さんぽしましょか
メッセージご紹介
「 洛中散歩、とっても面白かったです(*^^*)。
街の見所の知識も増えますし、注意するところというか、心構えも学べますし、なにより、先生の楽しさがとっても伝わって こちらも楽しい気分になりました!
氷の船頭さん、本当に可愛い(*^^*)。
これからも楽しみにしています!」(メッセージとても嬉しいです!これからも ちょこちょこお付き合いくださいね〜 実乃鈴 )
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