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七五三 子を思う行事 本来の七五三は 年齢別に行われてました

七五三

日本では、子供が健康に育つように神社にお参りしますね

京都の神社ではよく見かけます



本来は、陰暦の霜月(今年なら11月24日からの1ヶ月)の吉日に、その年齢になる子に晴れ着を着せて、家族で神さんに参拝します

子の無事の成長を祈願する神道の行事です



今は、11月になれば早速、七五三をするファミリーを見ます

ファミリー皆さんが、ええ着物を来て、神社の杜を歩く光景は清しくて、会うとラッキーに思います

お声をかけて、皆さん全員の写真の撮影役をする時もあります

皆さんニコニコ良い笑顔の写真が撮れて喜ばれますので、こちらも喜びを貰えます

毎回、気持ちの良い瞬間です



本来の七五三は 年齢別に行われてました


「着物は、好き勝手に着るものではなく、伝統の意味があって、年齢ごとの着方・種類があります。それを踏まえたコーディネートしましょう」

そうお伝えしてますように、

七五三にも子の年齢毎の意味があります それは、祖父母と親の祈りなのです


皆さんには「昔は、子の生存率が低かった」ことを、わかっておいてね

 (感染症の知識が無かったのは古今東西同じでした)


3歳男児 髪置(かみおき)


昔は、男の赤ちゃんは丸坊主がスタンダードでした

3歳のお祝いとして、毛髪をちょっと残して、伸ばし始めます









5歳男児 袴着(はかまぎ)

袴は正装です

元は公家の子がしてましたが、江戸期に武家も庶民も行いました

ちっちゃなオトナ男のデビューですね







7歳女児 帯解き おびとき

(帯を解く?! 一瞬ドキとする名称ですが??)


着物の胴に縫い付けてある付け紐を卒業(止め)させ、大人女性と同じような帯をつけ始めるのが、女児の七五三の装いでした



立派な振袖を、おはしょり無しで(長いまま)着せますので、そのままでは、袖も裾もお引きずりになってしまい外出できません

男衆(おとこし)が、その子を肩にかつぎ、大人女性がその裾を持ちながら、神社へ向かったのですね

 帯解きは 男を尻に敷き始め 

(男女差別だった社会でも、やっぱり女は、ことに女房や母は強かったのですね!そうでなくっちゃ!)


「帯解きも 花橘の むかしかな」其角

榎本其角さんの頃には、すでに そうする家族が少なくなってたの?

ちょっとサミシイ句ですねぇ

(宝井其角の名もある芭蕉さんの第一高弟 1661~1707)



ちなみに、

帯解き姿 の意味は「帯を解いただらしない姿」

(今で言えば、シワクチャのパジャマのまま居る姿 でしょうか)

どちらも意味を間違わずに、話のタネにどうぞ



日本舞踊 artist 実乃鈴

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 日本舞踊 ( NIHON-BUYOH ) artist MI-NO-SUZU

MINOSUZU will appear & perform in JPN and Abroad


実乃鈴

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Please enjoy the experience of the dance fan. By all means, please try to see it in Live!

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