地唄の三味線は三絃、テクニックは決して地味ではありません
伝統芸能の遊び心は かなり高度です!
地唄では三味線は三絃と呼ばれます
三味線は琉球から大坂へ、堺へ伝わり、京都で進化したと言われます。
地唄 じうた
江戸時代初期以来続く伝統芸能。
発祥は、やはり都だった上方(かみがた)京坂です。プロフェッショナルたちが現れ、当道座は幕府の庇護を受けていたほどでした。専門芸として伝承され,箏曲と密接に結びつき、三弦と箏の合奏を盛んに行い,多様な曲種が生み出されました。
家庭音楽として一般人の間にも普及。
最上級は総検校(そうけんぎょう。当道所属の盲人の最高の位階。紫衣を着し,両撞木(もろしゆもく)の杖をもつことが許された。)
当道座
中世以降,平曲・三弦・箏曲・鍼灸(しんきゆう)按摩などに携わる盲人(男性)により組織された職能団体。光孝天皇の皇子,雨夜尊(あまよのみこと)を祖神とする。所属する盲人に検校勾当などの盲官位階を授与した。1871年(明治4)廃止。当道座。
盲官には、総検校(けんぎよう)の下に,検校勾当(こうとう)座頭衆分(しゆぶん)などの階級があったそうです。
菊重精峰 菊聖公一 両氏による 段合わせ。同時に異なるメロディーを奏する上級者の訓練法
スティービーワンダー氏やピアノの辻井君は本当に素晴らしいと思います。
彼らは見えない事によって(それは見えるようにさせてあげたいと思います!)耳が段違いに鍛えられ、常人には持てない優れた音の世界を得て、才を発揮するのを見せてもらえますね。
日本にも昔から三味線・三絃のスティービーワンダーはたくさんいたのですね。
もちろん、努力も常人の比ではないとしか思えません。
あきらめるなんてもったいない!
人は努力によって、鍛えられるのですね!
地唄舞