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実乃鈴の振付・春雨を踊る・伝統美の味わい

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時雨は冬の季語。冬の季節風が吹き始めたときの,寒冷前線通り雨。 ザッと振られると慌ててしまう。

 対して 春の雨は優しい降りかた・・・優しい雨に傘をさし・・・


実乃鈴の振付

 キャラクター設定・四季の風景を具体的に見るところから始まる


この小唄・春雨の主人公は、芸者と決めました。

江戸の身分制度は自由に変えられなかった(明治に入ってさえ、女性は恋も身の自由も思うまま好きにできなかった)そんな時代背景を生きることとは・・・

今を生きる自分ではありますが、あれこれ、様々 考えました。


「芸で生きる」と決めた女です。でも、ただ柔くては始まらない。

しかし、気を張って生きるからと言って無味乾燥になんかならない。

咲き誇る梅に ウキウキはしゃぐ持ち前の無邪気さ、

飛び去ったうぐいすに 思わず我が身を重ねる大人の気持ち、

思いかけず相合傘になれた嬉しさや・・・

 次々に浮かんできまして、素直に振付が上がった作品です。


 ♪ 春雨にしっぽり濡るるうぐいすの 羽風に匂う梅が香

 花にたわむる(戯れ)しおらしや

 小鳥でさえも一筋に 寝ぐら定めぬ 木(気)は一つ

 私ゃうぐいす は梅  やがて気ままになるならば

 サァ、鶯宿梅じゃないかいな サァサ 何でも良いわいな


梅が香 梅は香りの花です

羽風  羽ばたきで起こる風

主 ぬし。好きな男性のこと。特に芸妓・芸者がいう

鶯宿梅 おうしゅくばい。梅の品種。うぐいすのお宿とは優しいネーミング


この能舞台の時よりも、今の方がもっと踊れるようになりました。

自作といっても、前より「表せる」ことが伝統芸能の表現には欠かせない重要なことと、再認識しております。

子供の頃、憧れた大人の諸先輩や母の踊りに近づいて居れば嬉しいなぁ❤️



実乃鈴への各種ご依頼を承っております

⑴ 日本舞踊 出演

 各種舞台・レストラン・ホテル・日本文化イベント・新作発表会・上顧客へのパーティ等々

⑵ 日本舞踊 振付 

⑶ プロアーティストへのお稽古。一般へのお稽古

  (日本舞踊は姿勢美の良いレッスンにもなりますよー!)


お問い合わせフォームから 企画のご相談等 お問い合わせください。様々にご提案します。

ご一緒に [ ワクワクする企画・演出 ]を致しましょう❤️




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