日本舞踊のこと 日本舞踊の型

日本舞踊 実乃鈴の のんびり読むBlog

今回は日本舞踊の型についてご紹介します

日本舞踊の基礎には

女性が美しく見える秘訣が満載です！

日本舞踊での「指差し」

自分を指す時は、このまま指先を自分へ向けたり、手首を返したり。

自分を指す時の指の角度は演じる年齢によって変わります。

詳しくはお稽古で。

歌舞伎役者さんの時代劇でも、その指使いを見る事があります。

「中村吉右衛門さんの鬼平」の、軽みのシーンで、ちょいと自分を指す仕草が洒脱です。

歌舞伎役者は舞踊の訓練も積まれます。

（名優・津川雅彦氏は生前おっしゃってました「役者は教養が無くてはダメだ」

役者だけでなく、どの職業であってもプロで居るならば、勉強なさいということですね。

USAの俳優陣は、数種のダンスも歌唱もできて当然という環境です。レベルの高さを思います。

日本人ならば、日本舞踊や邦楽の教養も必要ということになりますね。

今のTV俳優は、日本舞踊はおろか 自分で着付けすら出来ない人が・・・

日本人であるアイデンティティーを感じる人が増えている今からは、きっと、国の芸能をお稽古する人も増える！と期待しています。

実乃鈴の日本舞踊初心者クラスには「前から興味がありました」というお嬢さんたちが集まっています( ´ ▽ ` )

「舞扇」舞踊で使う扇

舞扇は、他の扇とはサイズと、骨の強度が違います。

舞扇は踊りの1部です。道具ではなく表現の一部です。お稽古で、どんなに暑くても決して仰いではいけません。

それは師と芸へのマナーであり、教養の１つです。

（日本女性なら覚えておきましょうね！）

「風とか川まで扇で表現するんですね！扇、すごい！ 」大学生

扇の持ち方も芸術的。大切なのは「指を揃えること」

指を揃えることは基本ですので、舞扇を持たなくても揃えます。

着物を着た時は、姿勢と歩き方に気をつける事はもちろん、

「指をバラバラにしないこと」

これを普通の着付けでは教えていないのが全く不思議？？？大事なことですのに。

　手指は必ず揃えます。

（バイオリンの杉山麻衣子さんと）

日本舞踊　あなたも始めてみませんか？

日本舞踊は、時代や歴史の感性から培われてきた芸能です。

日本人にしか踊れないとも言えます。

誰にも始め、はあります。最初はなんでも難しいものです。

「美は1日にしてならず」

努力した分、あなたの姿は、美しくなっていくでしょう！

流派にこだわらず、リーズナブルに、軽やかにお稽古したい方はご連絡ください。個人・グループへも出張お稽古します（お問い合わせフォームへ）

舞扇の扱い方

袂と袖使い　

小道具だけでなく、袂も様々に表現されます。

『端唄・春雨 能舞台にて』https://youtu.be/X7Njl2of5Tk

Blog 端唄舞『春雨』歌詞と解説 “HARU-SAME“ Lyrics and commentary(eng) | 日本舞踊 出演 指導 振付 JPN Traditounal Dance 実乃鈴

　しっぽり

袖を軽く振るとき、それは風や雨を避ける仕草です。

《♪ 小鳥でさえも一筋に・・・》

巣へ帰る小鳥を真似ながら目で追います。

思う　例：さくらさくら

袂を重ねて美しい夕暮れに、ふと誰かを想う。

今も昔も思う心に変わりはありません。

夕暮れの時は良い時　かぎりなく優しいひととき　それは季節にかかわらぬ

冬なれば暖炉のかたはら　夏なれば大樹の木陰・・・

「満開の桜に見惚れる」所作です。

女性らしい奥床さを感じさせる袖使いでねす。腰は落としてますが、花に惹かれていますので、やや伸び上がっています。

《所作》とは、本来 [仏教言葉で「身・口・意の三つのはたらきが現れること」] （古語では，読経礼拝などを所作と言った）

《 所作事 》歌舞伎の舞踊や舞踊劇のこと。そして、長唄を伴奏とする舞踊のことでもあります。（振り事とも言います）

動画 さくらさくら

口笛世界チャンピオン奏者・儀間さんとパッと合わせてみた即興

ご覧になった方からの感想です：

「ゆったりとした口笛に、柔らかな舞、とっても癒されました！口笛の儀間さん、何度かイベントで拝見してましたよ。意外なユニットで、面白いですね！」

両袖で胸を抱きます

想い（恋心など）に耐えたり する場面です

言葉で補えない『踊り・ダンス』

舞台やマスメディアでプロを目指す方々へ

芝居でも、をどりでも「演技してるうちはダメ」よく言われますよね。

演出・装置の効果が云々・・・を言う前に、演者は「実際」を知る努力が肝要です。

「実際に」経験・体験することは強いです。

舞踊で言えば . . . 撮影用にだけ練習しても、踊りにはなってませんので、素人目にも ばれています。

お稽古という体験可能なことをせずに、わかった気になるのはもったいないことです。人生の時間は戻ってきませんもの！

時代の違いで、今はなくなった物事や仕事は体験できません。

特に命のことは一生に一度しか体験出来ないので想像するより他に手はありません。

ですから、『今、可能なことは 進んでやる』お勧めします！

制作側にも、もっと多くの知識と知性が求められます。

特に日本舞踊や芸舞妓を描いた？映画やらは、すべてヒドい。白塗り本化粧は素人には出来ません。白塗りを理解しておくお勉強をしてないのかしら？？ちゃんと知らないまま 見た目だけ、又は かじった程度の情報を貼り付けてるか？に思える作り方が目に付きます。「斬新でしょ？変わった事やったでしょう！今風でしょう！」

でも・・・本当をご存知の方々 . . . 本質や歴史をご存知の方々には、全く響かないものです。

怖いですが、正直な反応ですね。

人の仕事を何も知らない、知ろうとしない、考えたこともないなら、

その人が見えるものは 少なくて薄くて浅い。

　　[ 知ることは プロには不可欠です ]

もっと人を知る

季節のいろいろを、母国の風習と由来を知る

実際に五感で体験して知る

清浄な味わいを知る

知ることはワクワクや驚きや喜びであり、勉強することは 仕事のうちなのです。

　（理想は、それらが明るーい気分でできる事ですね！）

実乃鈴への各種ご依頼を承っております

出演・振付・お稽古・日本舞踊による姿勢美と歩き方の美レッスン　などなど

各種舞台・レストラン・ホテル・日本文化イベント・新作発表会・上顧客へのパーティ等々へ伺います

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　様々にご提案します。　ご一緒に [ ワクワクする企画・演出 ]を致しましょう❤️

The appearance request to 実乃鈴 MI-NO-SUZU

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パリから世界へヒットした曲を日本舞踊で踊る

D.WALTERS　"DI MOIN “ 　　

https://youtu.be/dGTOJyEiu1U（音量を上げました）

　パリのムーブメントでもあるアーティストの、不思議で魅力的な曲に振付ました。日本舞踊の表現の多彩さが伝われば幸いです

「まるでバレエみたいじゃないですか！」バレエダンサー