バレンタインデー嬉しい日&コーヒー豆のこと
お弟子さんたちからのバレンタインチョコ関係です
やっぱり、嬉しいものですねー
みなさま、ありがとうね
おまんだってバレンタイン仕様
ところで . . . 似た感じでコーヒー豆とcoffeのことも。
コーヒーの実はアンズみたいでおいしいそうです!!
coffeeは熱帯が産地なので、南米やアフリカが産地として有名ですね。
でも、コーヒーベルトという 赤道を挟んだ一帯に該当するする国ではコーヒー栽培が可能だそうです。
数年前からは、本格的に良いコーヒーを求める傾向になって良かったと思う。
そもそも、香り高いコーヒーに ナンたらフレーバーを付ける意味は全くないのに、そんなフェイクコーヒーをオサレなどとカン違いする民衆が大勢 . . . 。なぜかしら?
もしも「世界中にあるチェーン店が、毎日売れるだけの、しかも上質豆を大量に仕入れできる」 . . .と思っていたなら世間知らずでは??
本当の上質豆なら、香料や甘いトッピングなんかでごまかさないはず。
本物に、蛇足は全く必要ありませんよね。
京都のオーガニック野菜屋で知られる 「坂ノ途中」(屋号)では、
土地の健全化に自ら乗り出し、森林伐採が進む国や地域への対策活動もされています。
「やり方(農業スタイル)によって、農業が環境に与えるダメージは変えることができる。コーヒーは、それを知らせる分かりやすい例です。」(代表・小野さん)
「坂ノ途中」は、焼畑と森林伐採が進むラオスのある村で、コーヒー栽培を始めた。元々、植えられていたコーヒーの木があった。
村の人々が、なぜ 焼畑や森林伐採するのか?
それは「現金収入が欲しい」から。
子供を大学へやりたいなど、生活苦に対する行動なので、環境破壊は責められない。
しかし、元々、先祖代々 森とともに生きてきた彼らには、森は、この先もある方が良い。環境破壊は環境問題だけでなく、土地のアイデンティティーにも関わる。
そこで「坂ノ途中」は、考えた、
「お金か森かの2択では無く、森があるから稼げる、になればイイ」
そして、現地でのコーヒー栽培へ。
コーヒー栽培のこと
① コーヒーの木は熱帯好きだが、直射日光がキライ。高木の下での栽培が適。村ではイイ具合だった。
② 実の熟しかたはバラバラなので、完熟した赤い実だけを手積みするのが良い。(未熟果は雑味になる。飲んだ後に水が飲みたくなったらそれは未熟果も混じったコーヒーだろう)
③ 発酵はカンで行うのでは無く、発酵時の水温管理、pH値の管理をすると教えた。
④ シートに広げて乾燥させるので無く、アフリカンベッド(枠付きの木の大きな盆のようなもの)でかき混ぜつつ満遍なく乾燥させると教えた。
「品質と味が良くなれば、価値も上がる」
実際に、京都の焙煎やコーヒーショップでの乾燥は「アジアでこんな美味しいコーヒーが採れるの?!」好評!
今では、ラオスの村だけで無く、他の国でもこの栽培を広めているそうです。
坂ノ途中の、他にもイイこと
完熟コーヒーチェリーからがタネだけを取り出され、後は捨てていた!
(これは、どこのコーヒー栽培地でもしてることでしょうが)
「あんず似で おいしいのにモッタイナイ!」
そこで、実をドライにした。
そのまま食べるドライフルーツでも良し、
湯を注げば優しい甘さのお茶になる。
煮詰めたシロップも販売中。
コーヒーチェリーシロップは ハチミツや花の香りがする。
ソーダで割ると、花を飲むような気分になる。
おいしい上に環境問題を減らす行動にもなるという、最高!の食品です。
販売名:CASCARA カスカラ(スペイン語で卵・木の実などの殻の意。実物は殻ではなく完熟したコーヒーの実です。)
コーヒーの木:アカネ科の常緑小高木。中部アフリカ原産。中南米など熱帯各地で栽培。高さ約8m。葉は長卵形で革質。花は白色で香気がある。果実は長楕円形で中に二個の種子(コーヒー豆)がある。