スーパームーン・ 月と浮世絵 MOON & UKIYOE
地球に月が最も近付くので 大〜きく見えるのが
「スーパームーン」
2016 11 14の夜は、
満月としては68年ぶりの接近だそうです
14日 18:21に地球と月の距離が35万6509kmまで接近。満月となる22:52時点で35万6520km。
1948 1月の満月に次ぐ近さになる。地球と月が今回より近づく満月は、18年後の2034年11月26日。(国立天文台)
日本人は月を愛でるセンスがありますので、
月は 浮世絵にも多く描かれています
春夏秋冬、それぞれに「月の味わい」がございますね
五渡亭国貞(三代豊国)「月」TOYOKUNI Ⅲ
年不明 版元 伊場仙 伊場屋
三味線の撥 bachi をきりりと加えたお姐さんです。気風の良い芸者ですね
sharp tone Geisha
香蝶楼国貞(三代豊国)
『月の夜 忍逢ふ夜ー月の光』TOYOKUNI Ⅲ
忍び会うにしては明る過ぎる満月
スーパームーンのように大きいですね!
The full moon which is too bright although this woman meets in secret with her loverIt is big like a super moon!
西村長重『新吉原 月見の座 』
なかなか見られない「中」の様子です
It is a state of "inside of the New YOSHIWARA" that can not be seen easily .
広重&豊国の合作「近江八景 石山秋月」 1864 元治元年
版元 辻岡文助 東京都立図書館蔵
Collaboration of HIROSHIGE and TOYOKUNI
" The eight best scenic places of OmiISHIYAMA temple "
広重『近江 琵琶湖 石山寺』HIROSHIGE
" OHMI ,LAKE BIWA ,ISHIYAMA-Temple"
石山寺からは、
琵琶湖に注ぐ瀬田川の眺めも良く
風光明媚で趣ある寺院です。季節ごとに咲く花でも有名です。
門前には、
名物の瀬田しじみを出す飲食店が並びます。
鮒鮨のお店もありましたが、ふなずしスイーツは・・・う〜ん
広重『京都名所之内 淀川』HIROSHIGE
" YODO River"
京〜大坂を行き来した船ですね
The ship which went back and forth in Kyoto and Osaka
in those days
歌川広重『東都名物・両国のすゞみ」
3人は浴衣。 夏の月です。
右「格子縞」・中央「花兎文」・左「よろけ縞」
よろけ縞、いいですねぇ
広重「東都月の三景 中州 夏の月」嘉永2年〜5年(1849~1852)頃
涼しい川風を感じる団扇絵です FAN TYPE
広重「東都月の三景 高輪秋の月」
嘉永2年から5年(1849~1852)頃
気持ちいい風・・・
歌麿『絵本四季花下 月見の宴』
UTAMARO " A Moon viewing Party "
鳥居清長「角田川月見船」
Kiyonaga TORII " Moon viewing ship Sumida River "
歌川國輝 『江戸名所 高輪の月見』
Kuniteru UTAGAWA " Moon viewing at TAKANAWA "
渓斎英泉「秋葉常夜灯」
Eisai KEISAI ” a nightlight in Autumn”
満月に飛び交うコウモリたちを意に関せず、平然と居る美女たち
歌川房種「秋七草 月の姿見」1861 文久元年
江戸時代末期から明治時代にかけての浮世絵師。
Fusa-tane UTAGAWA " 7flowers & autumn Moon"
十五夜は旧暦8/15~16日の夜、
十三夜は旧暦9/13~14の夜。
江戸の遊郭の習慣「十三夜」は「片方の月しか見ない客は片月見』と嫌われた。
「十五夜も十三夜も来てね」の約束。
十五夜の客は、次の十三夜も馴染みに逢いに行くことになります。
十五夜には上客を呼んだそうですが、上客しか通えそうにないですね。
月岡芳年『全盛四季 夏 根津花やしき』
Hohnen TSUKI-OKA " HANA-YASHIKI NEZU "
満月が大きい。
これもスーパームーン?
明治初めから輸入されだした安価な
アニリン染料。
鮮やかが過ぎて、発色には 毒気がありますね
月岡芳年(1839~1892)
歌川国芳の門人。幕末〜明治にかけて生きた浮世絵師。
浮世絵ではありませんが・・・日本画でもお月見をどうぞ
上村松園『月下歌吟図』Shoen UEMURA
雲間の満月を見上げる勝山髷(武家風の髪型)の女性。
今まさに歌を詠もうと紙を手に・・・
後姿の女性は島田髷で年の若さを表しています。
四条派の庭は、師の栖鳳さんの影響でしょうか。
季節感・登場人物のプロファイリング、と言うと味気ないですが、表現が丁寧ですね。
writer 実乃鈴 MI-NO-SUZU
おもてなしを承っております。
An attraction and hospitality
by[ the Japanese dance ]
the consultation of the plan to MI-NO-SUZU !
I accept an appearance request
to the inside and outside the country.
各種音楽との共演企画も大歓迎です!
I welcome the costarring with various music !
振付・出演
古典から
現代音楽とのコラボレーションまで
Choreography & appearance
From a Japanese classic to collaboration with the contemporary music.
https://youtu.be/QOJSsFVbyfI
https://www.youtube.com/watch?v=Tisf9ip-pio
https://youtu.be/u3rcJUJgJL0
*日本舞踊(NIHON-BUYOO) ARTIST MI-NO-SUZU *
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