浮世絵「能・歌舞伎の名月のシーン」UKIYO-E "MOON" in the NOH KABUKI MOON VIEWING
電気のなかった全ての時代の夜、月は、とても大事なあかりでした
能・歌舞伎・各種の純邦楽(伝統音楽)の歌詞もセリフも、
「月」は 重要な存在です
今回の動画では、以下をご紹介
・ 隅田川(詳しくは検索を)を材にした月
・歌舞伎の見得と月
・江戸の芝居町の賑わいと月
Before electricity existed, at night, the moon was a very important source of light.
In Noh, Kabuki, and various traditional Japanese music, both lyrics and lines, "the moon" is an important presence. In this video, we’ll cover the following: - The moon as depicted in Noh’s Sumidagawa (look it up for details) - Kabuki poses and the moon - The bustling theater districts of Edo and the moon
京都 日本料理界の重鎮となった村田さんの母さまが、「よぉ言うてた」
「下ばっかり向いてたらあかん、顔上げて、お月さん、見よし」
うつむく自分に気づいたら、顔を空へむけなさい、負けない気分へ向かいなさいうつむいててたら、ロクなこと考えへんから」
・・・そういうことやと受け取っています
京ことばの「〜よし」は 「〜しなさい」
例 「早よ、食べてしまいよし!」「ぐずぐずせんと、ほよ 段取りしよし!」
日本人は特に、月に風情を感じますね(風情を感じない国があるて・・・ホンマ?)
海外でも、自然とともに生きる人たちは、月に従う風習があるとも聞きました
例:羊の毛刈りは始まりの新月の日に(次が生えやすいとか)、
ハーブなどの収穫は・・・満月だったかな? なにせ、月がタイミングだそうです
JPNの名月は、
陰暦の 88月15日(今の9月半ば以降)の十五夜と、
今の10月の十三夜
「もし、あなたが好きな人と、十五夜にお月見をしたら、
10月の十三夜も一緒に見た方が良い、でないと 縁起悪い!」
・・・なーんて、吉原をはじめ、江戸時代の色町で言われてました
(会って、一緒に居たい口実です)
でも、いつの季節も月は 絵になる
「鈴付きの カギが垣根に 夏の月」
誰かの落とし物を、探しにきた本人が見つけやすいように、垣根に載せた人がいる
月光が鈴に当たって、ピカっとした、
それに気づいた作者は、見ず知らずの人の優しさ、思いやりの行動に感激したのでしょうね
なんて 心ある俳句! わたくしは作者にお会いしたい
陰暦の時代(明治の初めまで)は、
月の満ち欠けが 暦(今のカレンダーみたいな)でした
月の見えない新月は、朔 saku =ついたち
今でも、神社などのついたち参りに 朔の字は使われますね
上弦の月を経て、大体15日後に満月
下弦の月を経て、約 28日で一回り
宇宙の営みが 詳細にわかった今では、
今年のように、名月と満月が2日もズレることが・・・
(詳しくわかりすぎると、ちょとツマンナイような気が・・・)
先月は、「名月を 隠して雲の 夜風かな」
全国的に、月見はできませんで、残念でした
10月の十三夜〜寝待月くらいは、眺めたいものですね
月の出方による 呼び名
満月に比べて、月の出は 毎日30分ずつ、遅くなる・・・
十六夜 いざよい いざよう=ためらう
十七夜 立ち待ち 月の出を立って待つ間に出るから
江戸では飛脚を十七夜とも呼んだ(たちまち着くから)
「流行り風邪 十七夜からひき始め」ウイットの宝庫「川柳 柳多留」の1句
十八夜 居待ち 座って待つ
十八夜 寝待ち 寝ながら待つ
十九夜 更け待ち
満月が 16:59
今年の十九夜の月の出が 19:38でした
現在は、高層ビルばかりで、月の姿が見えるのは、月の出よりも遅くなります
今頃は、アチコチで 猫じゃらしが旬
ちょうど月光を含んで、キレイに見えます
1つ、引っこ抜いて、クルクル回しながら、月の出を待ったのは1年前
雲間の月が 素晴らしかった
その夜風が、気持ち良すぎて・・・そこで 寝たかった〜!
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